過去ログ - ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
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848: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:11:42.50 ID:6+zjQOQ+0
キョン「だが生まれた時代が不幸だったな。なんとか委員会ってのを結成した頃は独善的でよかったんだろうが、それから平成大不況、どこの研究機関もタイムマシン研究なんかに金を出せなくなったんだろう」

キョン「それに2003年頃ってのはITバブルがはじけた景気後退期だ。この頃の章一氏にとっては、すがれるものは我が娘だけだったのかもしれない」


以下略



849: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:12:51.50 ID:6+zjQOQ+0
キョン(二度目の部屋を抜けて、俺はこれが牧瀬さんの最後の解なのだと思い込んでいた)

キョン「嘘だろ……」

キョン(俺は驚いた。先ほどと全く同じ扉が目の前に立ちはだかっていたからだ)
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850: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:13:40.98 ID:6+zjQOQ+0
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851: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:15:42.14 ID:6+zjQOQ+0
キョン(……まぁ、無難な結論ではあるのか。要は本当の自分を殺して道化を演じることに徹したわけだ)

キョン(あの人はたぶん、人の手を借りることが苦手、というか不要だったんだろう。そんな性格まで矯正したってことか)

キョン「それで、今度の絵には何が映ってるんだろうな」
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852: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:16:35.72 ID:6+zjQOQ+0
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853: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:18:51.52 ID:6+zjQOQ+0


チンチン プシュー ツギハーオオツカエキマエー


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854: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:20:49.05 ID:6+zjQOQ+0
キョン(その声に寒気がした)

キョン(俺の真後ろから聞こえた声は、凛とした自信に満ち、そこはかとない明るさを持っていた)

朝倉「大丈夫、今はあなたを獲物だなんて思ってもいないことになってるわ。わたしも色々あったのよ……喜緑さんと一緒に暮らしたりして、色々……」
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855: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:25:04.55 ID:6+zjQOQ+0
長門「それでは手筈通りに。作戦の開始と同時に操作的不干渉相対時間領域を再度展開する」

キョン「まさに世界線が改変されるその何兆分の一秒の時間を相当に引き延ばすってことか」

長門「そう」
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856: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:31:23.71 ID:6+zjQOQ+0
そこは、白の空間だった。

床はある。だがあとは無限の白が広がっていた。あれだ、マトリックスで見たことあるぞこの景色。

気温は外の世界とあんまり変わっていないようだが、かと言って汗が垂れるほど蒸し暑くはない。そもそもどうしてそんなものを感じることができるんだろうね。
以下略



857: ◆/CNkusgt9A[saga]
2015/08/18(火) 21:46:11.11 ID:6+zjQOQ+0
キョン(ともかく、あの立方体がメイドイン朝倉の情報制御空間とやらなんだろう。内側の情報制御空間内に二人の牧瀬さんが見える)

古泉「おそらく、片方が人間の牧瀬さんで、もう片方がAIの牧瀬さんでしょう。人間のほうは間違いなくα世界線、つまり僕たちがさっきまで接触していたほうの自我だと思いますが、AIのほうはαとβ、果たしてどちらなのでしょうね。もしかしたら両方が合体したものかもしれない」

キョン(なんとなく俺は、写し鏡となった二人が何を話しているか気になった。途端、二人の声が俺の耳に届いた)
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