過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
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:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/05(水) 12:04:23.38 ID:xZPme1KjO
「……あった!」
「うわあ…いちばん近い駅からもけっこう遠いね」
以下略
35
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/05(水) 12:05:05.72 ID:xZPme1KjO
乗る予定の夜行列車がさっきの駅に入るのは、夕方六時を過ぎた頃らしい。
本に囲まれ、その上涼しい図書館の中だ。普段なら長い時間を潰す事は難しくない。
以下略
36
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/05(水) 12:06:02.02 ID:xZPme1KjO
一時間ほどして昼を少し過ぎた頃、姉ちゃんは「ちょっと外に出よう」と言って席を立った。
「列車の中で食べようと思ったけど、夏だから悪くなっちゃいそう」
以下略
37
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/05(水) 12:06:47.72 ID:xZPme1KjO
何度もおにぎりを喉に詰まらせながら、僕は夢中でそれを口に運んだ。
なんの具も入っていないシンプルな海苔巻きおにぎりなのに、姉ちゃんが作ったものだというだけで僕にはとびっきりのご馳走だった。
以下略
38
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/05(水) 12:07:26.51 ID:xZPme1KjO
ここまで
39
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/08/05(水) 21:49:36.06 ID:xiKYrgJ80
乙
明日が楽しみだ
40
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/08/05(水) 22:17:27.11 ID:oCEsrovAO
乙
41
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/06(木) 00:23:55.51 ID:FxJ+yHgFo
夕方、列車の到着予定時刻に余裕をもって僕らは駅へ戻った。
子供だけだと改札で止められるのではないかと心配していたが、呆気ないほど簡単に通過する事ができた。
以下略
42
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/06(木) 00:26:40.70 ID:FxJ+yHgFo
乗り込んだ列車にはまだ向かい合った空席もちらほらと残っていたけど、指定席制だから広々と一人で二席とる事はできない。
僕と姉ちゃんは窓際の番号を確認し並んで座った。
以下略
43
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/06(木) 00:27:28.05 ID:FxJ+yHgFo
「…お母さん、怒ってるだろうな」
姉ちゃんはホームで買った菓子パンをひとかじりし、小さめな声でそう言った。
以下略
44
:
◆LRJytAPfz.
[saga]
2015/08/06(木) 00:28:53.59 ID:FxJ+yHgFo
「向こうの駅に着いたら、婆ちゃんの家に電話かける?」
「……ううん、かけない」
以下略
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