2:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:38:59.60 ID:wxXWj7PH0
飛鷹「えっ、何か言った?」
秘書艦として割り当てられた雑務を終えて少し気を抜いていた私の耳に提督の呟く声が拾われる。
提督「ん?なんでもないよ。」
3:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:39:59.53 ID:wxXWj7PH0
提督「入ってくれ。」
大淀「失礼します…ってあら、お邪魔でしたか?」
部屋に入るなり私たちの手が重なり合っているのを認め彼女がからかう。
4:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:40:55.84 ID:wxXWj7PH0
翌日、全艦娘に昨日の電報の内容と、それに伴う哨戒任務の増加が通達された。提督の目の下には隈が浮かび、疲労の色は濃かった。
提督「というわけだ。今朝の哨戒には君達四隻で出撃してもらう。」
飛鷹「了解です!」
5:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:41:42.08 ID:wxXWj7PH0
提督「それにしても日向は「まぁそうなるな。」しか言わなかったな…。いや、瑞雲とも言ったか…、いつもの事だな。」
扶桑「|壁|・ω・`)」
提督「うわっ!?扶桑か…どうした?」
6:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 21:41:47.89 ID:mWc0bWwNo
ええんやで
7:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:42:37.44 ID:wxXWj7PH0
隼鷹「ぷはぁ、いや〜生き返る!」
提督「これに懲りたら飲むな…とは言わないが、酔いつぶれて飛鷹に艦載機の整備を任せるのは止めなさい。」
隼鷹「あっはっは…いや〜面目ない。」
8:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 21:42:56.79 ID:hDir4rZZO
やっぱりクソやんけ
9:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:43:29.42 ID:wxXWj7PH0
所変わり、鎮守府近海。
飛鷹「はぁ…。」
艦載機を発艦し終えて、我知らず溜息が漏れる。
10:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 21:43:37.62 ID:QJRsXy7UO
期待
11:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:44:40.20 ID:wxXWj7PH0
哨戒任務をつつがなく終えて、その日の夜。
今日は疲れた。まさか任務中のみならず、帰投の後も提督とのことについて問い詰められることになるとは。それが入渠ドッグだったのも頂けない。入渠ドッグで働く艦娘整備の技師。その妖精さんもなんだか生暖かい視線を皆送ってきた。
その場に金剛姉妹や高翌雄姉妹が居合わせたことなど最早笑うしかない。発端となった不用意な行動も含めて、笑うしかない。
この後、彼女達にじゃれつかれて困ったように笑う提督が思い浮かぶ
12:名無しNIPPER
2015/08/10(月) 21:45:36.84 ID:wxXWj7PH0
某日、夜。
大淀「あら、提督。お疲れさまです。」
室内灯も灯さぬ資料室に残り、資料を渉猟する提督をようやく見つける。
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