過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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1: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:02:53.17 ID:j/mZVumto
俺ガイルのSSです。
今更ですが、キャラ崩壊注意。

前々回:結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」八幡「は?」
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前回:結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」雪乃「勘弁してくれないかしら」
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短編集:結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」八幡「短編集?」
※本編とのストーリー上の繋がりはありません。
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余談ですが、ツイッターで感謝のやっはろーと呟いてくれると少し喜びます。

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2: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:04:04.72 ID:j/mZVumto
原作 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。B

@こうして平塚静は新たな戦端の口火を切る。


以下略



3: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:04:33.29 ID:j/mZVumto
そうかそうか、ここは病院だったのか。

……いや、待て。なんで俺病院にいるのん?

俺は今入院している状況なのだろうか。入院するのは、去年由比ヶ浜の犬を助けて車に轢かれた時以来だ。
以下略



4: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:05:00.99 ID:j/mZVumto
その誰かとやらはすぐに見つかった。というか、ベッドのすぐ側にいた。

見れば綺麗な黒髪の人間が、俺が寝ているベッドに突っ伏して寝ている。

なんでこいつは、この病室内にいて、そして何故そんなところで寝ているのだろう……?
以下略



5: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:05:26.81 ID:j/mZVumto
八幡「雪ノ下?」

雪乃「……あれ、私、いつの間に寝て……比企谷くん!?」

なんと、ベッドに突っ伏して寝ていたのは雪ノ下だった。そういやその艶やかな黒髪どっかで見たなーとか思いましたよ。
以下略



6: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:06:04.90 ID:j/mZVumto
待って、なんでいきなり泣きながら抱きついてきたんだ!? ここには由比ヶ浜がいるわけでもないのに!

雪乃「ひぐっ……ぐすっ……比企谷くん……死んじゃうかと思った……」

八幡「ああ……」ナデナデ
以下略



7: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:06:32.25 ID:j/mZVumto


 ×  ×  ×


以下略



8: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:06:58.51 ID:j/mZVumto
部屋を出てリビングに向かうと、ちょうど妹の小町が朝食の支度を終えていたところだった。

小町「あ、お兄ちゃんおはよう……体、大丈夫なの?」

八幡「おう小町、おはよう。特に問題ねぇよ」
以下略



9: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:07:28.69 ID:j/mZVumto
八幡「……だから、大丈夫だって言ってるだろ」

小町「そんなことがあって大丈夫だっていうのが、すでに大丈夫じゃないと思うんだけど……」

それは少々否定しがたい。正直に言って自分自身が一番驚いている。しかし実際に無事なんだから仕方がない。……もしかしてあれでも多少は手加減してくれていたりするのだろうか。天井に突き刺さっている時点で手加減もクソもないとは思うが。
以下略



10: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:07:58.64 ID:j/mZVumto
八幡「だったら別にいいだろうが……」

つか、まともになってきたのに変というのはおかしいだろ。変化の変と言えばまちがってはいないのだろうけど、そもそも俺変わったとは思ってないし。

ちらと時計に目をやると、もういい時間だ。そろそろ学校に行かないと。俺は残りのスコーンをコーヒーで流し込むと小町に声を掛ける。
以下略



11: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:08:27.11 ID:j/mZVumto


   ×  ×  ×


以下略



12: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:08:53.45 ID:j/mZVumto
八幡「うす」

結衣「……あ、うん」

それきり会話はなく、鞄を背負い直す。もう前みたいに由比ヶ浜が俺に対してやかましく挨拶してくることも優しく(?)してくることもない。
以下略



13: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:09:20.85 ID:j/mZVumto


   ×  ×  ×


以下略



14: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:09:48.80 ID:j/mZVumto
ちらと目をやると、その中にいた由比ヶ浜と目が合う。

八幡「…………」

結衣「…………」
以下略



15: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:10:16.44 ID:j/mZVumto


   ×  ×  ×


以下略



16: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:10:49.89 ID:j/mZVumto
雪乃「……由比ヶ浜さんは、来ていないようね」

その持っていた雑誌を自分の鞄に入れると(……平塚先生の忘れ物じゃなかったか?)、雪ノ下がそう言った。

八幡「ああ、なんか三浦たちとどっか遊びにいったぞ」
以下略



17: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:11:19.66 ID:j/mZVumto
そんなメタっぽい考えが脳裏を横切った、その時であった。

平塚「おい、比企谷。どういうことだ」

唐突に、廊下の方から俺に向けて責めるような声が飛んでくる。
以下略



18: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:11:49.51 ID:j/mZVumto
ここ、奉仕部は紆余曲折を経て、あの暴走したら何が起こるか分からない由比ヶ浜の監視という仕事も請け負っている。ていうか日本のお偉いさんから無理矢理押し付けられた。

だが、それは何故だかは知らないが由比ヶ浜がこの奉仕部を気に入っていて、そしてこの奉仕部にずっといてくれたから出来ていたことだ。

由比ヶ浜が奉仕部に来なくなってしまえば、俺たちに出来ることはない。
以下略



19: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:12:17.64 ID:j/mZVumto
平塚「では、今日の部活はこれまで。さぁ、確保する算段でも考えたまえ」

だが、俺の言葉は届いていないようだ。とーどけーとーどけー、おーもいーよとーどけー。

そのまま俺と雪ノ下は平塚先生に無理矢理部室を追い出された。
以下略



20: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:12:51.96 ID:j/mZVumto
八幡「あー……どうしような」

雪乃「どうしようと言われても……」

現状、由比ヶ浜は奉仕部に戻る気があるのかは怪しい。
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21: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/21(金) 00:13:29.34 ID:j/mZVumto
しかし気が進まなくともやらねばならないということは理解しているのだろう。すぐに何か考えるような仕草を取った。

俺もさすがにタイーホされたくはない。なんか案を考えないといけないだろうな。

雪乃「……ねぇ、比企谷くん。あの、その、よかったらこの後、私の家で作戦会議を──」
以下略



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