過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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108: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:18:35.26 ID:XFqi4LjNo
小町「まぁ、小町の見立てだと多分ここら辺を押さえとけば問題ないんじゃないかなと思うよ。……普通の女子なら……ね」

八幡「……じゃあ、とりあえずそこ行くか」

再び暗くなりかけた雰囲気を払拭するように、小町の指差した方へと向かい始める。
以下略



109: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:19:17.62 ID:XFqi4LjNo
八幡「あ、あれ?」

見渡してみても小町の姿は見えない。もしかしてはぐれてしまっただろうか。これだけの人混みだと仕方がないのかもしれない。いつものように手握っておけばよかったかな。

八幡「雪ノ下、ちょい待っててくれ」
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110: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:19:47.86 ID:XFqi4LjNo
八幡「……あー、小町の奴、どこかに行っちゃったみたいでさ……電話にも出ねぇし」

雪乃「あら、そうなの……? ……もしかして……小町さんが言ってたのって、これが……?」

言うと、雪ノ下は顎に手を当て、何かを考えるような仕草を取った。何か、小町の向かった先の心当たりなどがあるのだろうか。
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111: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:20:16.25 ID:XFqi4LjNo


   ×  ×  ×


以下略



112: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:20:42.07 ID:XFqi4LjNo
小町『はいはーい』

八幡「あ、お前今どこいんだよ。もう着いたぞ。待ってるから早く来いよ」

小町『え? ……あー。小町買いたいものいろいろあるからすっかり忘れてたよ』
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113: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:21:33.13 ID:XFqi4LjNo
はぁ、と軽いため息をつきながら携帯をしまうと、俺は雪ノ下に向き直った。

八幡「小町はなんか買いたいものがあるらしい。で、あとは丸投げされた」

雪乃「そ、そう……じゃあ、私たち二人きり……というわけね……」
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114: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:22:04.28 ID:XFqi4LjNo
女性客(ジー……)

女店員(ジー……)

八幡「…………」
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115: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:22:51.54 ID:XFqi4LjNo
雪乃「ほ、他の人から見ても……その……そういう風に見られるのかしら……」

八幡「じゃねぇの。男女が二人でいるだけで勝手にカップル認定するだろ」

俺も高校生の男女が二人でいるのを見るたびに心の中で呪詛を唱えまくってたし。
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116: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:23:17.66 ID:XFqi4LjNo
振り返れば、雪ノ下が上目遣いで俺の顔を見上げている。

雪乃「待って」

八幡「……なんだよ」
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117: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:23:50.69 ID:XFqi4LjNo
八幡「まぁ、手伝ってやりたいのはやまやまだけど、店の中、入れないしな……」

そう答えると、雪ノ下はしばらく何かを考え込み、そして小さく口を開いた。

雪乃「し、……仕方がないわ……その……、カップルなら、男性客でも警戒されないのよね」
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118: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:24:16.67 ID:XFqi4LjNo


   ×  ×  ×


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