過去ログ - ハルヒ「凄い好みがそこにいた」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:00:45.27 ID:ztk0dE0o0
中学生の時に出会った謎の高校生ジョンの痕跡を求めて進学した高校に彼がいた。

キョン「----以上で自己紹介を終わります」

入学式の後の教室での自己紹介を終えた彼は、そう言って着席した。

あたしはというとジョンに似た、ストライクゾーンど真ん中の彼に驚いて暫し呆然としていた。

キョン「どうしたんだ?お前の自己紹介の番だぞ?」

その彼に声をかけられて我に返ったあたしは慌てて立ち上がった。

ハルヒ「ひ、東中学出身涼宮ハルヒ。この中に……いえ、なんでもないです。よろしくお願いします」

あたしはそれだけを言うとすぐに着席した。

本当は宇宙人や未来人や異世界人等を募集するつもりだったが彼を意識した途端に恥ずかしくなり中止してしまったのだ。

こうしてあたしの高校生活はスタートした。






※SSをあんまり書いたことがないので、変だったらごめんなさい

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:01:26.63 ID:ztk0dE0o0
数日後、あたしは我慢できずに前の席に座る彼に声をかけた。

ハルヒ「ねぇ、あんた」

キョン「なんだ?」
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:02:10.39 ID:ztk0dE0o0
それから暫く彼を観察した結果、彼は国木田とかいう男子生徒やあたしと同じ中学出身であるアホの谷口と共に昼食を食べているいことが解った。

その日の昼休み、勇気を振り絞ったあたしは持参したお弁当と共に彼達のグループに参加してみようと彼らに近づいた。

谷口「お前、この前涼宮に話かけてたな」
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:03:02.05 ID:ztk0dE0o0
ハルヒ「あたしの悪口はもう終わりかしら?」

話題の中心があたしならまだしも、朝倉の推薦までされては堪らない。

あたしはアホの頭を握り彼らの会話に参加した。


5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:03:44.78 ID:ztk0dE0o0
谷口「涼宮!?いったいどこから聞……・」

ハルヒ「聞かれるまでもなく答えるけど、初めからだから」

あたしはそう言ってアホを蹴飛し、アホが座っていた席に座った。
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:04:27.97 ID:ztk0dE0o0
ハルヒ「それよりもあんた」

あたしは彼に声をかけた。

キョン「俺か?」
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:05:07.21 ID:ztk0dE0o0
そうこうしているうちに、季節は五月になっていた。

彼の部活を探すために全ての部活を覗いてみたものの、彼はどこにもいなかった。

キョン「なあ」
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:05:48.18 ID:ztk0dE0o0
また別の日の朝のHR前。

キョン「ちょっと小耳に挟んだんだけどな」

ハルヒ「えっ!なになに?」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:06:51.11 ID:ztk0dE0o0
ある日の昼休みのことだった。

その日もどうやって彼らの中に参加しようとキョン達三人組を遠巻きに見ていたら、クラス委員の朝倉が自然な形で三人に話しかけていた。

羨ましい、いや恨めしい、妬ましい。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:07:37.31 ID:ztk0dE0o0
その日の放課後、あたしは彼の手を掴み引っ張った。

キョン「おい。どこに行くんだよ」

ハルヒ「部室っ」
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:08:27.17 ID:ztk0dE0o0
部屋には前に入部した時と同じ少女がいた。

クールビューティ・抑揚がない・小柄・平坦な胸・活動性が低い・眼鏡をかけたショートボブ。おそらくキョンの好みとは真逆の美少女だ。

キョン「いったいなんなんだ?」
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:08:55.98 ID:ztk0dE0o0
あたしがキョンと交渉していると有希が入ってきた。

長門「この部の顧問」

キョン「顧問がどうしたんだ?」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:09:32.76 ID:ztk0dE0o0
次の日の放課後、

ハルヒ「先に行ってて!」

キョンにそう言って適当な上級生を確保しに行った。
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:10:22.73 ID:ztk0dE0o0
あたしは愚図る女生徒を引き摺って部室にやってきた。

ハルヒ「おまたせー!!」

元気よくドアを開けたあたしを出迎えたのは笑顔のキョンだった。
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:10:55.19 ID:ztk0dE0o0
みくる「ふぇっ!?なんなんですか?ここはどこですか?」

ハルヒ「ここは文芸部。今日からあなたは文芸部員。よろしくね、みくるちゃん」

みくる「えっ……あたし書道----」
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 01:19:15.18 ID:ztk0dE0o0
ところが、この朝比奈みくるとかいう泥棒猫、否、泥棒豚を入部させたのは大失敗だった。

キョンは何かというと豚の方をチラチラと見る様になっていた。

このままではいけない。あたしはこの雌豚に適当な雄を当てがうことにした。
以下略



17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/30(日) 02:01:34.77 ID:ztk0dE0o0
そして、一緒に帰ろうとキョンに声をかけようと思って物陰に隠れていたら、有希が彼に声をかけた。

長門「本読んだ?」

キョン「いや、まだだけど……返した方がいいか?」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2015/08/30(日) 02:44:08.55 ID:IRCefNp0o
続けたもう


19:名無しNIPPER[sage]
2015/08/30(日) 03:28:50.08 ID:EMu4yEuko
期待


20:名無しNIPPER[sage]
2015/08/30(日) 05:00:26.21 ID:1kwjdKJDO
最近ハルヒSSがめっきり見かけなくて悲しい
>>1はこれが完結してもどんどん続けてくれたまえ


21:名無しNIPPER[sage]
2015/08/30(日) 07:25:06.35 ID:aHyOgjSao
なかなか面白い
期待


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