過去ログ - 夢の中のアリス
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7:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:20:03.36 ID:xausDq3z0
ハートの女王「なんだ少年?私は気が立っているのだ」

ダイナ「首をはねるなんて正気の沙汰じゃない、とりあえず落ち着いてよ、おばさん」


以下略



8:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:22:01.92 ID:VsAlktA40
二人「「はぁ……はぁ……」」


 しばらく道なりを逃げ、どれぐらい走り続けたかも分からなくなるほど疲労した二人は、先程の女たちがいないのを確認し、近くの木の下に座り込んだ。

以下略



9:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:23:37.40 ID:0kfobpte0
ダイナ「どうかしたのかい?……まさか、アリスもここじゃないところから?」


 その問いに、また彼女は顔を俯かせる。

以下略



10:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:26:22.38 ID:yCgBwR780
 その後十分な休息をとった二人は、辺りを見渡しながら森の中を歩いた、ここから抜け出す、手がかりを見つけ出すために。

 彼らがそうして歩いていると、突然目の前に何かが現れた。丸いなにかが二つと、三日月のようなものが一つ。


以下略



11:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:28:41.94 ID:mNSqhdNb0
ダイナ「なんだいこの寸胴な猫は?」

アリス「意地悪が大好きなチシャ猫さんよ」

チシャ猫「意地悪だなんてひどいなぁ、私は君とお話したいだけさ」
以下略



12:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:30:29.32 ID:wReyVQEy0
チシャ猫「ククッ、すまないが、自分にまで尻尾を振る趣味はなくてね」


 チシャ猫はニヤニヤと笑いながらそう言い、尻尾を振った。
 そして彼は突然なにかをリズムを刻むように口ずさむ。
以下略



13:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:32:09.39 ID:oq/ya0w20
ダイナ「ニヤニヤニヤニヤ、猫らしくもないね」

チシャ猫「ククッ……ではまた会おう、お二人さん、そろそろ時間だからね」

 チシャ猫はそう彼に別れを告げると、最初に現れた時とは逆にだんだんと姿を消していく。最後には、不気味に笑う猫の表情だけが残り、やがて消えた。
以下略



14:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:33:44.87 ID:WeKYisnG0
 しばらく歩いていると、遠くに数人で机の周りに座って、なにかパーティのようなことをしているのが彼には見えた。


ダイナ「なんだあれは?」

以下略



15:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:35:09.90 ID:aQ2X6qdp0
 どうやら、また彼女と関わりのある者のようだ。
 ダイナはそのアリスの言うパーティへと足を運びながらこう言った。


ダイナ「とりあえず、帰り道を聞いてみよう、なにか知っているかもしれない」
以下略



16:名無しNIPPER
2015/11/24(火) 22:36:54.38 ID:hAq6M1jH0
「そんなこと言ったって、こんなに席が空いてるじゃないか」


 その態度に、ダイナは力強く反論した。すると、隣に座っていたウサギが優しく声をかけてきた。

以下略



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