10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/07(月) 03:10:27.74 ID:xZ6UgjFK0
花陽から事情を聞いていることりは、花陽の頭を撫でてにっこり微笑む。
ーーそんなに心配しなくてもいいのになぁ。
11:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 03:29:35.66 ID:xZ6UgjFK0
◇◇◇
海未「ふぅ……」
12:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 03:30:29.17 ID:xZ6UgjFK0
ことりや花陽と比べると、決して肉付きがよいとは言えない体についた水滴を、バスタオルで丁寧に拭いてゆく。
以前ならばゴシゴシと乱雑に拭いていただろうが、二人が心を込めていつでも柔らかなままに使えるように丁寧に洗っていると知ってからは、海未も心を込めて優しく扱うようになった。
そのせいか、まるでことりと花陽の全身で体を拭かれているような気持ちになり、体が熱くなる。
13:名無しNIPPER[saga sage]
2015/12/07(月) 03:31:26.83 ID:xZ6UgjFK0
リビングに戻ると、待っていたかのように夕食をちゃぶ台の上に並べ始めることりと花陽を眺めつつ、部屋を見渡す。
海未の給料で借りれる部屋であるため、広くはないし、壁も薄い。
14:名無しNIPPER[sage]
2015/12/07(月) 03:34:06.95 ID:Uf/heuEoO
あくしろよ
15:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 03:48:37.94 ID:xZ6UgjFK0
そうこうしている間に、目の前にはとても美味しそうな食事が並び終わっていた。
そういえば先ほど花陽が今日の夕食担当だと言っていたことを思い出し、花陽に微笑みかける。
16:名無しNIPPER[sage]
2015/12/07(月) 03:51:22.16 ID:xZ6UgjFK0
海未「…………ふむ」
花陽「あわわわ」
17:名無しNIPPER[sage]
2015/12/07(月) 03:52:02.25 ID:xZ6UgjFK0
海未「ふふ。花陽のように甘いスープですね」
花陽「ぅ、不味いってこと……?」
海未「美味しいってことですよ。ご馳走様です」
18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 04:28:17.73 ID:xZ6UgjFK0
海未「早く食べてしまいましょう。冷めてしまいますからね」
折角花陽が作ってくれたのですから、と付け加える。
19:名無しNIPPER[saga sage]
2015/12/07(月) 04:29:50.15 ID:xZ6UgjFK0
うみこと「ごちそうさまでした!」
花陽「おそまつさまでした……私お皿洗ってくるね」
ことり「手伝うよ〜」
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