15:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 00:53:48.25 ID:6wSbO7neo
翌日ーーー水曜日、放課後。
ショートホームルームも終了し、下校する生徒や部活に行く生徒が教室を次々と後にする。
その中には例の被害者の女子生徒も含まれていた。
念の為、今日も一日、動向を観察していたが特に変わった様子はなかったように思う。
16:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:02:23.45 ID:6wSbO7neo
そう。
俺は根本的に間違っていたのだ。
平塚先生ーーー平塚静という人物に『期待』するあまり、『この人はそんな回りくどい事をしない』と勝手に思い込んでいたのだ。
しかし、教師も一人の人間であると云うように、平塚静も一人の人間である。
職場での評価や、同僚との人間関係、職務責任などを気にしていて当然なのだ。
17:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:05:03.27 ID:6wSbO7neo
「ちょ、ちょっとやめたまえ!?比企谷!は、離せ!!」
その後、俺と平塚先生は予定通り、生徒が教室から出払ったのを確認して誰も居ない教室に入った。
「先生、抵抗しないでください。ほら言う通りにしてください」
18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:17:26.91 ID:6wSbO7neo
あれから数日が経過し、イジメについては粗方解決したらしい。
もちろん学内でもイジメについての問題は大きく取り上げられていた。
しかしまあ平塚先生のことだ、上手くやっているだろう。
そんなことを考えながら俺は放課後、部室の扉を開けた。
19:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:25:20.54 ID:6wSbO7neo
「私が気にしていているのはね、比企谷くん…」
「……なんだよ」
「あなたがどの段階で犯人の存在に気付いていたのか。ということなのよ」
20:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:37:44.52 ID:6wSbO7neo
「そう。ならいいのだけれど。あまり信頼してもらえのは傷つくもの………」
雪ノ下が何か言ったようだが、最後の方は声が小さくあまり聞き取れなかった。
「それに………」
21:名無しNIPPER[saga]
2015/12/10(木) 01:42:05.69 ID:6wSbO7neo
終わり。
駄文失礼しました。
キャラクターに対する解釈が誤っており原作ファンの方失礼しました。
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
22:名無しNIPPER[sage]
2015/12/10(木) 01:42:58.03 ID:JjTZdxTFo
へりくだりすぎるのはよくない
23:名無しNIPPER[sage]
2015/12/10(木) 01:43:43.89 ID:v+ken4qXo
乙
24:名無しNIPPER[sage]
2015/12/10(木) 01:44:46.87 ID:Vh3lzN3Ro
おつおつ
25:名無しNIPPER[sage]
2015/12/10(木) 01:49:09.62 ID:UI05HZ/MO
乙です
30Res/39.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。