557: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:47:18.49 ID:HMesxzsu0
しかし、それではあまりにも身勝手すぎる
せめて自分でまいた種は自分でケリを付けなければならない
558: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:48:50.72 ID:HMesxzsu0
「……悪い」
こっちだって本心では敵に背を向けて逃げ出したくなどない
559: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:51:26.47 ID:HMesxzsu0
『……そうかよ』
『否定もしないのかよ』
560: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:57:45.63 ID:HMesxzsu0
(仙田、どうするつもりなんだ)
先ほどの言葉を頭の中で繰り返してその真意を探る
561: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 20:59:08.78 ID:HMesxzsu0
「少尉、やめさせてください!」
「本艦は高速航行中です」
562: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:00:59.47 ID:HMesxzsu0
『……すみません』
こちらの声を聞いた一之瀬は、開口一番謝辞を述べる
563: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:08:34.42 ID:HMesxzsu0
『本当のところ、成功するなんてこれっぽっちも思っていません』
『失敗する可能性の方が断然大きいです』
564: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:17:08.16 ID:HMesxzsu0
(もう無理だな)
それが今の状況の率直な感想であった
565: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:22:52.62 ID:HMesxzsu0
そんなことは言われなくても分かっている
だが、あの2人が意地を見せたのだから、自分もそれに応えてやられなければならない
566: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/07/03(日) 21:26:22.93 ID:HMesxzsu0
最初は驚いていた乗組員たちの顔が段々と神妙になっていくが良く分かった
そんな彼らの視線を一身に感じながら続ける
567:名無しNIPPER[sage]
2016/07/06(水) 14:51:11.56 ID:xsH41aDz0
策を用意できるだけの支援と時間があるのかどうか
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