過去ログ - 少年「アメジストの世界、鯨と踊る」
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38:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 23:44:42.96 ID:XArwV32T0
祖母「さて、玄関先には置いたし、後は部屋にでも置きましょうか」
祖父「うむ、やはり良いものだな。蝋燭と言うのは」
少年「僕のは何処に飾ろうかな」
39:名無しNIPPER[saga]
2016/02/09(火) 00:00:11.63 ID:NGUgWvew0
眼鏡「……さて、そろそろ帰るとするか」
女「そうですね」
姪「……あ、ここまでで大丈夫です」
40:名無しNIPPER[saga]
2016/02/09(火) 00:20:24.51 ID:NGUgWvew0
「よし、灯った」
ほんのり薄暗い広場に、柔らかい灯が灯ります。
「暖かいね」
41:名無しNIPPER[saga]
2016/02/09(火) 00:24:24.29 ID:NGUgWvew0
女「……無事に二人とも帰りましたね」コソ
眼鏡「ああ。なかなか良いものを見せてもらったよ」
女「私達も帰りましょうか」ニコ
42:名無しNIPPER[saga]
2016/02/09(火) 23:32:40.72 ID:NGUgWvew0
少年「……少女」パチ
少女「今日は此処を見て行こうと思って……」ニコ
少年「ああ、そうだったね」
43:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:00:49.51 ID:p9Ey+JtW0
少女「やっぱり、人の目に付いてたみたい。もうここに居るのも、良く無いかなって」
少年「……そんな」
少年(……でも、分かってた事だ。無理に呼んだのは……他でもない、僕だ)
44:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:03:48.11 ID:p9Ey+JtW0
チュンチュン……
少年(……よし、まだ誰も起きてないな)ソーッ
少年(最後にこれ、渡したかったな。ムーンストーンに、磨いた貝殻を添えたブレスレット)
45:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:25:14.42 ID:p9Ey+JtW0
姪「何だか、実感が湧かないな」タタッ
少年「……会ってすぐお別れだもんね」タッタッ
姪「……もっと早く、心を開いてればよかったなぁ」
46:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:40:19.37 ID:p9Ey+JtW0
白鯨(ごめんね)
白鯨(私のせいで、きっとこの島にはたくさんの人が来る)
白鯨(そうしたら、この海は、私を探す人に荒らされる)
47:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:55:32.12 ID:p9Ey+JtW0
ー数年後ー
ブウゥウゥウン……
父「あの島、長期休暇のたびに来るよな? さすがにもう楽しくないんじゃないか?」
48:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 00:58:32.74 ID:p9Ey+JtW0
終わりです。
前作と比べ、蛇足と感じた方は申し訳ありません……
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