過去ログ - 勇者「淫魔の国で過ごす日々」
1- 20
12: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:27:54.25 ID:OZ5mIP6Co

勇者「……前のと違うな?」

サキュバスA「ええ。この中央ではなく、西方で用いられているタイプです。私もこれを使うのは久々で、新鮮ですわね」

以下略



13: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:28:41.07 ID:OZ5mIP6Co

勇者「……俺、か」

黒の「王」は、勇者自身の姿をしていた。
だがその佇まいは、野蛮さや邪悪さはまとっていない。
以下略



14: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:30:21.19 ID:OZ5mIP6Co

サキュバスA「影、猫、闇夜の蝙蝠、淫靡な嘘。サキュバスはそういった概念と切り離せないものでしてよ?」

勇者「その割には、チェスの腕は……単純な俺と互角じゃないか」

以下略



15: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:31:49.06 ID:OZ5mIP6Co

勇者「えっ……!?」

サキュバスA「陛下が相手だから使わないのではなく。あの子は、『魔眼』を持っていない。恐らくこれからも体得する事はありません」

以下略



16: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:32:32.77 ID:OZ5mIP6Co

――――――――

盤面の上で、山賊が栗毛の女兵士を嬲る。
剛毛に覆われた指が兵士の胸甲をはぎ取り、欠けた短剣がインナーを裂き、最後の一枚までも布きれとして虚空へ舞わせる。
以下略



17: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:33:31.91 ID:OZ5mIP6Co

勇者「…………」

醍醐味、と言われても――――あまり見ていたいものではない。
追加ルールを勝手に宣誓されてしまったから、仕方のない事ではあっても。
以下略



18: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:35:16.14 ID:OZ5mIP6Co

三秒までを数える間もなく、股間に、外気の涼しさと、糖蜜の蒸気にも似た甘ったるい熱を覚える。
さながら熟達の盗賊の解錠が如く、ベルトが外され、留め具が外され、
ズボンと下着が太ももの半ばまで引き下ろされる。
淫魔の早業は、その事実に気付く事さえも遅らせてしまった。
以下略



19: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:36:31.70 ID:OZ5mIP6Co

勇者「やめろ。……今すぐ、やめ……うぁっ!?」

為されたのは、先端への軽い口づけが一つ。
たったそれだけなのに、血流が勢いを増し、海綿体へ一気に血が流れ込み――――硬く絞った布巾のように、屹立してしまう。
以下略



20: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:38:07.65 ID:OZ5mIP6Co

彼女の指先が蠢くたびにとろけそうな快感が腰を砕かせ、すでに、下肢は動かせない。
堪えようとするたびに上半身が前に倒れ、今となっては、左前腕すべてを机についてしまっていた。

唇の愛撫は、絶妙なペースでにじり寄るようにペニスを飲み込み、反芻するように吐き出し、
以下略



21: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:38:56.16 ID:OZ5mIP6Co

そして、射精が起こる。
体積としてあり得ないほど大量の精液が、ぴたりと根元まで飲み込んで止まったサキュバスAの喉を目指して噴きあがる。

時にして十秒以上。
以下略



22: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2015/12/20(日) 00:42:02.38 ID:OZ5mIP6Co
本日投下終了です
後半はまた明日です

性懲りもなく立てたスレですが、少しだけお付き合いいただけると幸いです
それでは


245Res/122.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice