過去ログ - この世の果てへと至る旅路
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 21:40:58.90 ID:2n7j/CLko
 とりあえず波打ち際から避難してきた先輩と僕。
 日陰にいても寒いだけなので日向に並んで座る。
 この陽射しの強さだ、しばらくこうしていれば乾いてくれそうなものだが。

「……っしゅん」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/12/27(日) 21:44:49.33 ID:2n7j/CLko
つづく


12:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 12:54:45.64 ID:F1HAyKSGo
「本当に大丈夫ですか、先輩」

「大丈夫だってば。心配性なんだから」

 服からぽたぽたと雫を垂らせながら歩く僕と先輩。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 12:59:50.38 ID:F1HAyKSGo
「……んっ……ぐ」

「……先輩、それは?」

 言ってからまぬけな質問をしたものだと自分で思った。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 13:14:00.70 ID:F1HAyKSGo
「さ、行こ」

「あの、先輩」

「ん?」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 14:05:39.25 ID:F1HAyKSGo
 海岸線沿いを走る僕と先輩。
 照り付ける太陽のおかげで僕の靴はすっかり乾いていた。
 きっと先輩の服や髪も同じ状況なのではなかろうか。
 靴と違って服や髪だと状況が全く同じとは言い難いだろうが。

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/12/29(火) 14:14:55.99 ID:F1HAyKSGo
続く


17:名無しNIPPER[sage]
2015/12/29(火) 15:54:56.21 ID:X9mxWsin0
おつ


18:名無しNIPPER[saga]
2015/12/30(水) 23:36:34.30 ID:MCqTtFHIo
 水平線へ夕日が沈んでいく。
 その様子を僕と先輩は並んでみていた。
 凄く綺麗な光景だ。
 もっと楽しむ余裕があればなおよかったのだが。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/12/31(木) 00:21:39.11 ID:4lxiKfono
「あはは、くすぐったいよ」

 意に介する様子の無い先輩。
 半分ほど沈んだ夕日が僕達の影を伸ばす。
 先輩は少し目を細めて僕を見つめている。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/12/31(木) 00:34:14.39 ID:4lxiKfono
「……」

「……」

 先輩は何も言わない。
以下略



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