139:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:52:27.30 ID:3HRQpZhh0
蘭「何故今更私の心をかき乱すの?ねえどうして?答えなさいよ新一!今更何?よりを戻したいとでも?何がしたいの?どうなのよおぉぉぉ!!」
既に蘭の目からは滝の様に涙が溢れている。
泣きじゃくる子供の様な彼女の顔は、皮肉にも新一に幼い頃の蘭の笑顔を思い出させた。
140:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:07:44.80 ID:3HRQpZhh0
新一「だから……。あの時言えなかった事を、そして今の気持ちをオメーにぶつける。聞いてくれるか……?」
蘭「……うん」
新一「……あの頃。確かに俺はオメーが好きだった。だが、軽蔑してくれて構わないが。本当に心から好きになっちまった人が出来た」
141:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:19:21.48 ID:3HRQpZhh0
蘭「あーあ。何を言うのかと思えば。あまりに女々しい事言ったり、より戻したいとか言い出したら全力で殴ろうと思ってたけど」
蘭 「ここまで清々しい位にノロケられたら、何にも言えないや」
新一「ノロケって、俺はそんなつもりじゃ」
142:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:26:20.15 ID:3HRQpZhh0
新一「何だ?」
蘭「最後に、抱きしめて欲しいの」
新一「……」
143:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:36:40.38 ID:3HRQpZhh0
暫し後。阿笠宅玄関前。
哀「……」
新一「よう、哀」
144:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:37:34.76 ID:3HRQpZhh0
中断します
今日中に再開できれば……。
145:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 15:39:29.82 ID:3HRQpZhh0
……来たのね。
「ええ。自分なりの答えは出せたから」
……で、どうするの?
146:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 15:52:30.45 ID:3HRQpZhh0
志保「ん……」
気が付くと、もう朝が来ていた。長い様な、短い様な夢を見ていた気がする。
この場で寝て見た夢だけで無く、この10年は本当に夢だった様な。そんな思いで目が覚めた。
147:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 16:04:17.78 ID:3HRQpZhh0
志保「照れ臭いわね。ホントに芝居がかったのが好きね」
新一「ま、そう言うなって」
志保「じゃあ、結婚式なら……」
148:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 16:15:21.00 ID:3HRQpZhh0
新一「そっか。良かった。もうすぐだからなぁ……」
志保「ええ。早いものね。あっ……」
新一「どうした?」
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