2:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:00:45.18 ID:DtzttU7dO
いつも通りの時間
いつも通りのやりとり
いつも通りのティータイム
いつもと同じ楽しい時間が毎日続くと思ってた
3:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:03:03.21 ID:DtzttU7dO
私は特に何も考えずいつもの冗談のやり取りの つもりで気軽に答えただけだった
唯「ははーっ!勿論それは律ちゃん隊員であり ます」
律「うむ!流石唯隊員!わかっておる!くるし ゅうない〜」
4:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:06:06.25 ID:DtzttU7dO
みんな無言で動きを止めてる
それぞれ向いてる方向はバラバラ
それなのに
なにかお腹をギュッと中から握られる様な
5:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:10:31.93 ID:DtzttU7dO
そんな重い空気を澪ちゃんが打ち破った
澪「ハハハッ!やだなぁ唯誰が強いかなんてわからないじゃないか、まあそれでも律には負けないけどな」
律ちゃんがひきつった様な笑顔になった
6:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:17:16.00 ID:DtzttU7dO
皆私の発言にビクッとした
様子を伺うように皆が皆お互いの顔を見比べている
律「へぇ、唯にしては良い事言うじゃんか」
7:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:21:53.46 ID:DtzttU7dO
ムギちゃんの呟きに皆がゴクリと唾を飲んだ
さっきまでの探り合いじゃなく
闘いたいという自分の欲望が皆から滲み出てい た
その時、部室のドアがふいに開いた
8:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:26:07.19 ID:DtzttU7dO
いつもなら和ちゃんに援護するかの如く澪ちゃんが律ちゃんに文句を言うだろう、でも今日はそうしなかった
律ちゃんが「まぁまぁちゃんと出しますんで〜」みたいな事を言いながら和ちゃんをなだめつつ椅子に座らせる
ムギちゃんがニコニコしながら憂と純ちゃんにお茶をすすめる。純ちゃんは「え、いいんですか?」なんて言いながらあずにゃんにラッキーお茶代浮いた!ニシシなんて言ってる
9:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:32:34.52 ID:DtzttU7dO
律「実はさっき話の流れで軽音部で誰が一番強いかって話になってさぁ、それなら皆で闘ってみようって事になったんだけどちょっと5人じゃ少ないかなぁなんて思ってさ!」
よく言うよ律ちゃん
まだハッキリと闘うなんて決まって無いじゃん
10:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:44:03.92 ID:DtzttU7dO
律「じゃあ純ちゃんは参加ね」
純ちゃんの参加表明で他のみんなの目がキラキラしてきた...いや、こういうのはギラギラって言うのかな?
とにかく現実味を帯びてきた事で皆の期待が一気に膨らんだのは間違い無いだろう
11:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 18:56:54.15 ID:DtzttU7dO
それから細かいルールや対策の話し合いになった
あずにゃんなんて普段練習以外の話をするとすぐ怒るくせにまるで修学旅行の打ち合わせをするみたいにワクワクしてるのがわかった
皆の意見が飛び交うなか、やっぱりと言うか当然と言うか。和ちゃんとムギちゃんの提案がおおむね軸となった
12:名無し ◆4v8YI6cjUrA8
2016/02/21(日) 19:05:35.79 ID:DtzttU7dO
田井中 律
さっきムギからオープンフィンガーグローブを渡された
皆嬉しそうに受け取り使い方の説明を聞いていた、と言っても要するに闘いたい相手の前でコレをはめるだけだ
後は相手が拒否せず応じてくれれば試合開始
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