20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 13:35:28.56 ID:VZ/gYEMpo
― = ― ≡ ― = ―
家に近付くにつれて、何だか良い匂いがしてきました。
どこか馴染みのあるような、どこか懐かしいような。
玄関を開けると、それはいっそう強くなって。
21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 13:52:17.23 ID:VZ/gYEMpo
そんな風にお喋りしている間に出来上がったのは、とっても美味しそうな三段重ねのホットケーキ。
手を合わせて、頂きます。
「はむっ……」
22:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 14:10:20.63 ID:VZ/gYEMpo
「どうもしてないよって言ったら、信じてくれる?」
「うん」
23:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 14:23:53.23 ID:VZ/gYEMpo
「凛ちゃんってね、凄いの」
「うん」
24:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 14:42:39.72 ID:VZ/gYEMpo
「私もね」
ママが、にっこりと笑いました。
25:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 15:02:37.58 ID:VZ/gYEMpo
ハッとして顔を上げました。
ママの顔はいつの間にか、いじわるそうににやにやと笑っていました。
「……な、何言わせようとするのっ!」
26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 15:15:38.35 ID:VZ/gYEMpo
「…………ほへっ?」
27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 15:33:44.19 ID:VZ/gYEMpo
『……できたっ!』
28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 15:36:41.21 ID:VZ/gYEMpo
「――アイドルに、なったよ」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 15:59:31.80 ID:VZ/gYEMpo
「ダメよ、卯月。『涙はいらない』……でしょ? ふふっ」
30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/28(日) 16:10:18.77 ID:VZ/gYEMpo
― = ― ≡ ― = ―
「おはよう、卯月」
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