過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
1- 20
829:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:33:07.68 ID:/47IuhIwO
伊58「ろー、物資は?」

呂500「既に積みましたですって」

伊168「わお、大漁大漁♪ 早く持って帰りたいわね」
以下略



830:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:34:17.92 ID:/47IuhIwO
ロープを受け取り、艤装に縛り付けた。
航行に邪魔にならない程度の長さで、海に泳がせる。

伊168「さあ、出撃よ。吹雪にも、伊号潜水艦の力を見せてあげるわ」

以下略



831:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:35:24.88 ID:/47IuhIwO
――――南方海域、遠海、夕方

穏やかな空と、流れる雲を眺めながら。
彼女らは次の目的地へと向かっている。

以下略



832:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:36:02.38 ID:/47IuhIwO
伊58「――静かに」



呂500「……でっち、敵?」
以下略



833:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:37:50.08 ID:/47IuhIwO
――――見敵、隠れ霧

夕闇がもうすぐそこまで迫っている。
このままやり過ごせれば、何もなく離れるのは容易いだろう。

以下略



834:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:39:18.37 ID:/47IuhIwO
吹雪「(――でも、それだけだ。私は――見つかる可能性がある)」

祈るように霧の壁に隠れて移動していた。
太陽ももうじき地平の彼方。雲に隠れて光も弱い。

以下略



835:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:40:11.37 ID:/47IuhIwO
――――光が消えていく海で

伊58「『吹雪! 見つかったでちか!?』」

水中から、焦りを伴った通信が艤装から聞こえた。
以下略



836:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:41:20.10 ID:/47IuhIwO
幸い、向こうが把握しているのは自分だけ。
戦艦がこちらへと航路を変えるのが見えた――が。

吹雪「――なんだ、あれ。てんで、なっちゃいない」

以下略



837:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:42:26.45 ID:/47IuhIwO
空母とレ級が飛ばした艦載機が空を埋めているのを見上げた。
急降下爆雷が、雨のように降ってくる。

その中に彼女は――脚部艤装を駆って飛び込み、踊るように走って――突貫した。

以下略



838:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:43:07.49 ID:/47IuhIwO
伊58「イムヤ」

伊168「はいはい、任せて」

それだけ聞いて、目を閉じた。
以下略



1002Res/353.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice