143:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 00:24:08.01 ID:Cf0RZuY1o
乙
俺この辺りよくわからないんだよな…
考えようとするとぐちゃぐちゃする
144:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 01:24:36.55 ID:xPqrSi8DO
相変わらず面白いな
終わるのがもったいない…
145:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:14:15.78 ID:+7NlXydio
◇
目をさましたとき、傍にるーはいなかった。帰ってしまったのだ。そういう記憶はあった。
146:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:14:53.61 ID:+7NlXydio
鷹島スクイが、まだ俺のからだを使って影のように歩き回っていたとき、彼女は平然とスクイのことを呼んだ。
前からずっと知っていたみたいに。
でも、スクイと会ったことのある人間なんて、いるわけがない。
147:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:15:53.62 ID:+7NlXydio
でも、一度だけ例外がある。
スクイと俺が同時に存在し、しかも第三者がそれを認識していた場面。
148:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:16:47.22 ID:+7NlXydio
◇
「……柚原さん、ですか?」
149:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:17:49.36 ID:+7NlXydio
「……どした?」
「いえ、べつになんでもないですよ?」
150:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:18:19.28 ID:+7NlXydio
せいぜいの口実が、「訊きたいことがある」と、「昨日のお礼」くらいのもので。
そういう自分の狡猾さが、妙に嫌になったりする。
「な、るー、あのさ」
151:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:19:48.45 ID:+7NlXydio
私服姿を褒めるとか。
なんかもっとこう、うまいことを言えたらよかったんだけど。
俺の口はいつも重たくて、言いたいことを言いそびれてしまう。
152:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:21:20.61 ID:+7NlXydio
◇
電話を終えて戻ってきたるーは、ちょっと気まずそうな顔で口を開いた。
153:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:21:59.85 ID:+7NlXydio
◇
それを予感していたわけじゃないけど、俺は不思議と驚かなかった。
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