過去ログ - 屋上に昇って.
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345:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:37:16.67 ID:Fxr7uh8Eo

 そこそこの時間が流れたあと、

「もういいもん!」と急に静奈姉が立ち上がった。
 その声にびっくりして、みんな彼女に注目した。
以下略



346:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:37:44.36 ID:Fxr7uh8Eo

「同情はまったくしないけど、ちょっとうらやましくはあるかなあ」

 何の話だろう、と、思わず首を傾げた。

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347:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:38:25.60 ID:Fxr7uh8Eo

「あ、ふたり付き合ってるんだって。聞いてない?」

 遊馬兄が止める間もなくあっさり言うと、静奈姉は茫然とした顔になる。

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348:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:39:18.66 ID:Fxr7uh8Eo

 そんな流れもあったけど、いつのまにか、遊馬兄と静奈姉は、
 すず姉や美咲姉、ちい姉も交えて、普通に話をするようになっていた。
 
 そうなってしまうと、場はなかなかに混乱して、俺やるーが話題に入り込む隙間もない。
以下略



349:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:40:08.29 ID:Fxr7uh8Eo

 戻ってみると、庭は既に静かになってしまっていた。
 
 遊馬兄たちは花火の後片付けをしていて、美咲姉とすず姉はふたりそろって縁側に寝転んでうたた寝していた。

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350:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:40:37.39 ID:Fxr7uh8Eo



 バーベキューの翌日には部活があった。
 
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351:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:41:09.00 ID:Fxr7uh8Eo



 で、その部活が終わってから、ゴローの号令で俺と高森は集合させられた。

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352:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:41:35.64 ID:Fxr7uh8Eo



 課題をして、バンドの練習があって、みんなと遊んだりして、バイトをして、
 なんだか急に慌ただしくなった生活の合間に、俺は部誌の原稿を書いていた。
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353:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:42:22.61 ID:Fxr7uh8Eo



 部活のメンバーで新しくできた水族館に行こう、と言い出したのは佐伯だった。

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354:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:42:53.34 ID:Fxr7uh8Eo



 ある日、部活の前にふと思い立って、東校舎の屋上へと向かった。
 
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355:名無しNIPPER[saga]
2016/05/17(火) 23:43:19.89 ID:Fxr7uh8Eo

「きみ、もしかして、柚原志乃さん?」

 彼女は怪訝そうに眉を寄せた。

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