過去ログ - オフィーリア「心からお慕いしておりました」
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32: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/05/18(水) 15:28:34.19 ID:pKt//rZNO
ハムレット「お前が貞女で美女なら、お互いに馴れ馴れしくしてはならないって事さ」

オフィーリア「美女には貞女に勝る交わりの友がございましょうか」

ハムレット「その通りだ。美女が貞女を売女に変えてしまうからな。俺も昔はお前を愛していた」
以下略



33: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/05/18(水) 15:30:20.40 ID:pKt//rZNO
ハムレット「では、これで失敬する」

そう言って私が何も言う暇も与えず立ち去ってしまわれました。
このままお二人が出てくるのを待っても良いのですが、私は何も知らない体ですので、演技を続けます。

以下略



34: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/05/18(水) 15:32:17.56 ID:pKt//rZNO
オフィーリア「あぁ、あれ程気高い御心が、無に帰してしまうとは!私は女の中でも特に不幸です。以前の姿を見知ったこの瞳で、今の有様を見なければならないのですから…」

堪え切れず、涙が流れてしまいます。どうしてでしょう。嘘だと解っているのに、涙は止められません。演技で悲しんでいたはずなのに、涙は本物です。
涙で滲む視界の端で、陛下とお父様が忍び出てこられるのが見えました。

以下略



35:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 02:18:08.03 ID:jQwpLB/0o
待ってる


36:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 12:33:10.14 ID:x+XaBFc9O
乙!


37:名無しNIPPER[sage]
2016/06/01(水) 07:40:26.11 ID:JMlKmyluO
まーだー?


38: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/06/02(木) 00:53:16.98 ID:oBZyXVaHO
いよいよ、演劇を観る時間になりました。
先程の会話からそのまま王妃様と合流して会場へと向かいます。

王「しかし、先程の様子を見るに、あれは気違いなどではない。だとするなら、これを観せようとする魂胆はなんだ」

以下略



39: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/06/02(木) 00:54:48.61 ID:oBZyXVaHO
王「まぁどちらでも良い。この後、嫌でも判るのだからな。ガートルード、頼んだぞ」

王妃「はい、あの子も実の母になら何か話してくれるでしょう。それであの子が少しでも気が楽になれば良いけれど」

王妃様は本当にハムレット様の事を心配している様に見えます。
以下略



40: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/06/02(木) 00:56:29.34 ID:oBZyXVaHO
相変わらずの気違い振りです。
ですが、王様の額にはうっすらと汗が滲んでいます。
何か思い当たることでもあるのでしょうか。
話をはぐらかそうとしている様にも見えます。
取り敢えず、各々席に着きます。
以下略



41: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/06/02(木) 00:58:13.31 ID:oBZyXVaHO
ハムレット「お嬢さん、お膝の間に寝転んでも?」

オフィーリア「まぁ、とんでもない、そんなこと」

これも気違いのフリの一環なのでしょうか。
以下略



42: ◆d/8j7bKhKM[sage]
2016/06/02(木) 01:00:59.10 ID:oBZyXVaHO
ハムレット「いや、なんでもないさ」

すると、ハムレット様はニヤニヤしながら指で円を作ってみせます。
なんでしょう、とても人を腹立たせるのが上手でいらっしゃいます。

以下略



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