過去ログ - 速水奏「ブルードレス」
1- 20
10:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:48:00.74 ID:QQKHlK4R0
「ねぇ、プロデューサーさん。お詫び、してくれない?」


そう言って彼の方へ向き直る。

以下略



11:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:48:48.82 ID:QQKHlK4R0
そのままの姿勢で2秒、3秒、4秒後には私は笑っていた。


「ぷっ…あははっ、ごめんなさい。冗談よ、冗談」

以下略



12:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:49:29.58 ID:QQKHlK4R0
「おまっ……ああ!それじゃあ手伝ってやろうかな!」



あら意外。まさか向かって来るなんて。
以下略



13:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:50:53.33 ID:QQKHlK4R0
「ああ、伊吹ちゃん。お疲れ様。せっかく妹ちゃんからの差し入れだもの、頂くわ」


伊吹は控え室に入ってくるなり硬直し、見る見るうちに顔を紅潮させていった。

以下略



14:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:51:23.89 ID:QQKHlK4R0
アイドルという仕事柄、その後も何度か彼の前で肌を晒す機会があった。

水着の仕事や露出が多めな衣装を着ての撮影、着替えの最中に誤って控え室に入って来られた事もある。

その度に彼は困って焦って間抜けな姿を見せくれた。
以下略



15:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:51:54.26 ID:QQKHlK4R0




「奏、チョコ食うか?」
以下略



16:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:53:26.17 ID:QQKHlK4R0
「おーこわっ、こりゃ手まで食べられるところだったわ」


彼はおどけてごまかそうとするが、私の不満に納まりは付かない。

以下略



17:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:54:06.74 ID:QQKHlK4R0
「ええ、貴方になら何を言われてもいいわ」


そう言ってルームミラーに写る私は目を細め、彼の口は真一文字になった。

以下略



18:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:55:03.25 ID:QQKHlK4R0
「ん?なんだよ急に」

「別に、ただプロデューサーさんってば、これだけ若くて可愛い女の子達に囲まれてるのに誰にも言い寄らないから……もしかしてソッチなの?」

「俺はノーマルだ」
以下略



19:墓堀人[saga]
2016/05/23(月) 10:56:18.82 ID:QQKHlK4R0
「んー…そうだなぁ…」



彼はハンドルを回しながら唸り声を上げる。
以下略



97Res/55.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice