過去ログ - 開かない扉の前で
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894:名無しNIPPER[sage]
2017/11/16(木) 08:35:03.27 ID:fukESBRf0
おつです


895:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:26:06.60 ID:yCFgfYGCo



 僕とあさひの間にそれ以上の会話はなかった。思考もまた、それ以上は続けられなかった。
 虚ろに広い洋室のなかで、僕たちは向かい合って座ったまま目も合わせなければ言葉も交わさない。
以下略



896:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:26:34.68 ID:yCFgfYGCo



 でもどこにも行き場なんてありそうにもなかった。

以下略



897:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:27:19.20 ID:yCFgfYGCo

 ひどく肌寒い。どこにも行き場がない。
 結局僕はどこにもいけないままだ。

 橋を越えた先に、昨日僕がはじめて人を刺した場所があった。
以下略



898:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:27:51.86 ID:yCFgfYGCo




 ――ねえ、どうして高いところってのぼりたくなるんだろうね?
以下略



899:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:28:19.05 ID:yCFgfYGCo

 


 
以下略



900:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 00:28:48.02 ID:yCFgfYGCo




 空は白から青へとうつり、光は薄闇を簡単そうに満たしていく。
以下略



901: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2017/11/17(金) 00:29:33.90 ID:yCFgfYGCo
つづく


902:名無しNIPPER[sage]
2017/11/17(金) 07:31:45.38 ID:BuNp4h+h0
おつです


903:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 01:00:50.00 ID:ogkZSEtjo



 霧雨に煙る街を僕は歩いた。

以下略



904:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 01:01:17.53 ID:ogkZSEtjo

 建物の中には人の姿がなかった。
 
 奇妙な空間に迷い込んでしまったような、そんな違和感を覚える。

以下略



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