過去ログ - モバP「夏への扉」
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32:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:55:24.78 ID:9Y3+pWvQo
晶葉「やっとまとまった時間が取れたな」

P「ああ、コーヒーでも飲むか?」

晶葉「いや、遠慮しておこう。さてと、タイムマシンの開発だな?」
以下略



33:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:55:52.43 ID:9Y3+pWvQo
P「仕返しか……。とは言われても今の俺は特に被害を受けたわけじゃないからな。
 それにあれだ。あのタイムマシンを使ったのだろう? ならばそれをお仕置きとしようじゃないか」

晶葉「使用した時に驚いたぞ。まさか未完成だったとはな」

以下略



34:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:56:25.75 ID:9Y3+pWvQo
晶葉「そういうわけで完成したぞ」

P「まさか半年で作れるとは」

晶葉「アイドルの仕事も少なめにしたりして時間は作ったからな。
以下略



35:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:56:52.92 ID:9Y3+pWvQo
晶葉「……君は呪われてしまったな」

P「なにがだ?」

晶葉「いつか君が雪美を生存へと導ける世界を作り出せたとしたらもうタイムマシンを使うことは
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:57:19.34 ID:9Y3+pWvQo
こうして俺の果てのない旅は始まった。

一日前に戻った俺は手当たり次第に自分の知る歴史を変えていった。

幸いにもこの装置は一秒ずつ戻ってくれる。過去に何をやったかを再体験することが出来たので
以下略



37:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:57:45.55 ID:9Y3+pWvQo
P「……」

P(時間移動で見なくても覚えている。あの日のことを)

P(外回りの休憩に寄った公園。初めて来た場所だったから少し見て回ったんだ)
以下略



38:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:58:27.32 ID:9Y3+pWvQo
P(彼女のいない事務所は当然ではあるのだが、最初からそうであったかのように動いていた)

P(俺は彼女の事を考えずに済むように仕事に没頭し、時折杏に仕事入れすぎだと愚痴られた)

P(しかしどれだけ仕事に没頭していても、ふとした拍子に彼女のことが蘇る)
以下略



39:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:58:58.08 ID:9Y3+pWvQo
P(俺がスカウトしなくても、彼女はアイドルになっていたのだ)

P(そんな可能性をこれっぽちも考えていなかった)

P(佐城雪美のプロデューサーは俺だということを当たり前だと思っていた)
以下略



40:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:59:24.03 ID:9Y3+pWvQo
P「他の事務所の子と、とは言っても撮影するだけだから気楽にやればいいぞ」

桃華「ええ、わかってますの」

P「さっき会った通り、あちらのアイドルはとてもおとなしいからな。そんな苦労はしないさ」
以下略



41:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:59:50.60 ID:9Y3+pWvQo
P(撮影は滞り無く、順調に進んだ)

P(頻繁に時計を見ていたせいか、時間がのろのろと過ぎているように感じた)

P(それでも時間は規則正しく、一律に進み、あの時間を迎えた)
以下略



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