過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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15:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 08:35:25.11 ID:Ys835eL5O
最後の四天王に街全体を人質に取られた時も…あんたは決して諦めなかった勇者が人質見捨てるなよ
つーか娘が攫われてるのにあっさり引き下がるなよ


16: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:35:54.69 ID:Ov+eE5uhO
魔法使い「精神エネルギーって事…?」

魔王「そう。生まれ持った本来の力とは別に、無限の伸び代として力を増幅していく事が可能なのだ。そして私は魔王…後はわかるな?」

勇者「…お前は悪の象徴であり、世界中の敵だ…その名を知らない人はいないだろう。子供を魔物に殺された親の憎しみも、実際に子供を殺したその魔物だけではなく、根源であるお前へと自然に向く…。」
以下略



17: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:37:03.52 ID:Ov+eE5uhO
勇者「…理屈はわかった。もういいだろ…仕組みを理解した所で、今ここで俺達にはどうしようもない。」

勇者「殺るならさっさと殺れ。」

魔王「…いや、1つ面白い事を思いついた。」
以下略



18: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:38:05.77 ID:Ov+eE5uhO
−−−

見上げれば果てしない青空。
いやに晴れた、雲一つない蒼天。
足元を見れば、風に靡く緑の草花。
以下略



19: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:39:03.43 ID:Ov+eE5uhO
勇者「まだできる事はある。2人の仇を討つんだ…俺達を見逃した事を魔王に後悔させてやろう!」

魔法使い「今更何をするって言うのよ…」

勇者「魔王の力の原理を、皆に伝える。時間はかかるかもしれないけど、世界中の皆が力を合わせてくれたら…感情を抑えてくれたら…」.
以下略



20: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:39:45.41 ID:Ov+eE5uhO
魔法使いと僧侶は幼馴染みだった。
2人は幼い頃より才能を見出され、魔王軍への抑止力となるべく、同じ施設で共に訓練を受け育った。
黒魔法と白魔法…専攻する分野こそ違えど、実戦訓練では力を合わせて試練を乗り越えてきた。

時には恋敵となった事もあった。
以下略



21: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:40:18.44 ID:Ov+eE5uhO
優しく、それでいて挫けぬ心を持つ勇者。
気が強く、おてんばな魔法使い。
面倒見がよく、豪快で酒好きの戦士。
おっとりしていて、少しうっかり屋の僧侶。
バラバラな故に上手く噛み合ったのかもしれない。
以下略



22: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:42:01.06 ID:Ov+eE5uhO
魔法使い「僧侶は…僧侶は私が殺したんだ…」

勇者「…違う」

魔法使い「でも私の魔法で…」
以下略



23: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:43:03.59 ID:Ov+eE5uhO
魔法使い「…ねぇ、勇者。」

勇者「…なんだ?」

魔法使い「もし…もし、だよ?作戦が上手くいったとして、どうにか魔王を倒せたとして…」
以下略



24:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 12:15:19.15 ID:PgyfOFTyo
ふむ


25:名無しNIPPER[sage]
2016/07/20(水) 13:42:33.90 ID:/eDL2o/DO
魔王の言葉は意訳すると「道中全ての問題を大過なく解決して人々の心に希望の光を灯してまわってれば俺弱体化したのに」てことじゃね?
憎しみ恨みはともかく、恐怖絶望は勇者という希望で塗り替えられるし、前者2つと怒り悲しみも勇者に魔王討伐という未来を預けることで気持ちの方向性がかわるわけで
途中の依頼無視したようなこと繰り返してたとしたらそりゃ魔王強いままだ


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