過去ログ - 男「ここにいたんだ」
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203:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:38:17.34 ID:ifFcB1G70
 日差しが強いかと思ったが、森から木が伸びていて、ほとんどが日陰になっていた。
 廃車になっている軽トラが転がっている。

 窓ガラスが割れていて、狭い運転席はツタで覆われている。
 なんか癒される。
以下略



204:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:40:14.07 ID:ifFcB1G70
 ねえちゃんの担当は終わっていたので(イチがほとんど終わらせていた)、三人でそこの仕上げをして、部屋に戻る。

 掃除は全て終わっていた。
 だいたい一時間ちょっと。さすが清掃部。

以下略



205:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:41:20.11 ID:ifFcB1G70
 しばらく待っていると、水着の上からパーカーを着たイチが部屋から出てきた。

「……見た?」

「見る前に閉めました」
以下略



206:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:43:28.58 ID:ifFcB1G70
 しばらく海で遊んで、全員で海から引き上げる。
 思ったよりも藻が多くてげんなりした。

 が、ムギちゃんにはそんなもの効かなかった。ハルとなーちゃんを引きずり回して楽しそうに遊んでいた。

以下略



207:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:46:28.45 ID:ifFcB1G70
 鬼のように冷たいシャワーを浴びて、身体を拭く。
 ウッドデッキの陰で、ハルと一緒に着替える(よく考えると見られるような人がいないことに気付いた)。

 服を着て、少し暇な時間ができる。
 女子が着替えるのはもう少し時間がかかりそうなので、ハルと一緒に駅へ続く道を散策する。
以下略



208:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:48:34.18 ID:ifFcB1G70
 時計の針が頂上を過ぎていたので、全員で適当に昼食をとる。
 テーブルは異常に広かったので、座る場所は問題なかった。親戚が来ても対応できるように、らしい。

 午後になると、だんだんとみんな疲れてきた。

以下略



209:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:50:02.12 ID:ifFcB1G70
 昼下がりの暑い道を並んで歩く。

 セミの鳴き声が山から響いていた。
 防波堤を挟んで、さざ波の音が小さく聞こえてくる。

以下略



210:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:51:36.92 ID:ifFcB1G70

 三人が遊具で遊び始めたので、ボロボロのベンチに座って、あたりを眺める。
 遊具はお世辞にも新しいとは言えなくて、むしろ若干廃墟っぽかった。

 なんかかっこいい。
以下略



211:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:54:09.70 ID:ifFcB1G70
 相変わらずセミがしゃわしゃわと鳴いている。
 スマホの音量最大の音と、セミの声、どっちが大きいのだろうか。
 それくらいよく聞こえた。

 ぼーっと空を眺めていると、今度はムギちゃんに声をかけられる。
以下略



212:名無しNIPPER[saga]
2016/08/24(水) 12:55:26.56 ID:ifFcB1G70
 家に戻ると、リビングには部長とチヨ、それからナナコとイチがいた。

 テーブルにはお菓子が広がっている。

「ねえちゃんは?」
以下略



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