過去ログ - ルナ「ルナのお友達になってくれる?」八幡「や、その友達とか良くわからないんで」
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193: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 01:10:09.83 ID:qmsQDqXq0
目の前で、ぼきりと嫌な音を立てて、彼女の首が折れたのだ。

終わってしまったと、おもった。

彼女は、もうこの世界に戻ってこない。
以下略



194: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 03:24:53.94 ID:qmsQDqXq0
自分の、この世界での物語は、ここで終わっていた。

簡単にいえば、バッドエンド。

主人公含めて、誰も救われない最低の終わり方だ。
以下略



195: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 03:44:17.44 ID:qmsQDqXq0
ラビットさんがこの方法を選んだことは、二つの理由があると思う。

一つ目に、あの大兎の爆発はあまりに強力で、そして不安定だった。

化け物といえど、あれを至近距離で食らえば、蒸発していた可能性がある。
以下略



196:名無しNIPPER
2017/03/21(火) 04:10:23.22 ID:TdIFsgfq0
乙 pixivから来た



197:名無しNIPPER[sage]
2017/03/21(火) 11:26:50.39 ID:01o0zixAo
乙です


198: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 22:43:24.22 ID:qmsQDqXq0
さて、化け物がやられたところまでは書いた。

それからどうなったというと、化け物が死んですぐに頭上からえらく露出度の高い生き物がやってきたのだ。

葡萄色のビキニアーマーに、背中には黒翼が忙しなく動いていて、首元からはふさふさの羽毛が生えている。
以下略



199: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 22:44:59.21 ID:qmsQDqXq0
やがて、ルナは俺をその柔らかい手でつかむと、歓声をあげた。

ルナ「ヒッキー、みぃつけた!」

彼女は、俺を担ぎ上げて、その場でくるくると回る。
以下略



200: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 23:06:26.26 ID:qmsQDqXq0
気づけば、俺は病院の白いベッドで寝かされていた。

そばには看護婦が付いており、彼女は患者の意識の覚醒を確認すると、部屋から出ていった。

ぽけーっとその場で待っていると次は医師がバインダーを持ってやってきた。
以下略



201: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/21(火) 23:27:11.53 ID:qmsQDqXq0
それなりに満足したらしい医師が去ったあと、自分がなぜここにいるのかを考え始めた。

俺は異世界で調査という名の遭難していたはずで、こんな現代社会に舞い戻ってしまうような出来事はなかった。

しかも、自分の姿は手も足もない光の玉になっていたはずだ。
以下略



202:名無しNIPPER[sage]
2017/03/21(火) 23:30:34.75 ID:HsM++Ha9o
ダイブ式の仮想現実?
しかもこれ他のメンバーも知ってた可能性大?


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