過去ログ - 神崎蘭子「大好きっ!!」
1- 20
302:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 19:15:15.08 ID:MZTRIGcDo

ブーケを柵から放し、慣れた動作で跨がる。
グローブを填め直し、しっかりと手綱の握りを確かめた。

 「そうそう。あちらに140のを用意しておきました」
以下略



303:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 20:09:22.52 ID:MZTRIGcDo

 【18歳 / 秋】


 「コイバナ、しましょう」
以下略



304:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 20:18:56.28 ID:MZTRIGcDo

 「コイバナ、楽しかったから。お泊まりと言えばコイバナです」

夜の女子寮、肇と泰葉の部屋。
泰葉所有のホームプラネタリウムを楽しみに来た蘭子とアーニャ。お休み中のグリフォン。
以下略



305:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 20:34:54.75 ID:MZTRIGcDo

泰葉が申し訳無さそうに笑う。
肘を立て、足をバタつかせつつ、アーニャは楽しげに続けた。

 「じゃあ、泰葉は担当さんの事、好き?」
以下略



306:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 20:45:02.94 ID:MZTRIGcDo

しまった。

泰葉と肇の表情が固まり、恐る恐る蘭子の表情を伺った。
彼女の頬は夜にあって尚白く、口元は空気を求めるように開いては閉じる。
以下略



307:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 21:01:01.05 ID:MZTRIGcDo

 「いえ、あの私は、別にそういうのじゃ」

 「隠さなくても、大丈夫。肇と二人きりの時、あの人、とっても優しい目をしてます」

以下略



308:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 21:25:27.56 ID:MZTRIGcDo

 「……蘭子ちゃんはどう?」

 「ククク……よくぞ訊いた。我が魂の伴侶、生半な器では足りぬ」
 (……えへへ。でも私、ひょっとしたら高望みかも)
以下略



309:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 21:31:13.22 ID:MZTRIGcDo

 「瞳持つ者にして、深淵の理解者」
 (私の気持ちを、分かってくれて)

 「……」
以下略



310:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 21:36:48.21 ID:MZTRIGcDo

 【19歳 / 春爛漫】


 「唄わないんですか?」
以下略



311:名無しNIPPER[saga]
2016/12/23(金) 21:45:28.87 ID:MZTRIGcDo

 「春は、良いですね」

 「うむ。地が空が、滾らんばかりの魔力に満ちる」
 (うん。ぽかぽかあったかくて好き)
以下略



432Res/238.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice