132:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:36:58.06 ID:9HsUO1L+0
「何すんだテメェ!!」
胸倉を掴まれて男に引き寄せられる。
そして頬に焼けるような痛みを感じた。
133:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:37:33.69 ID:9HsUO1L+0
「あッ!! テメェ!!」
「逃げんなコラッ!!」
二人の男が追っていく。
134:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:38:29.82 ID:9HsUO1L+0
あれから私は無理矢理歩かされて、いつの間にか古い木造アパートの前にたどり着いた。
男達は何かを話している。
このアパートに宇宙人がいると言っている。
135:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:38:59.17 ID:9HsUO1L+0
私の思考はすぐに中断させられた。
アパートからメキメキという音がし始める。
「お……?」
136:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:39:44.38 ID:9HsUO1L+0
玄野「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
私は荒い息をつく玄野さんを見る。
玄野「ざま〜〜〜〜みろっ! っつ〜〜〜〜のっ!!」
137:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:40:33.18 ID:9HsUO1L+0
玄野「加藤ッ!」
加藤「計ちゃん……これって……」
玄野さんと加藤さんが話している。
138:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:41:18.09 ID:9HsUO1L+0
玄野「うああああああああああああああああ!?」
加藤「計ちゃんッ!?」
凛「……」
139:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:41:50.12 ID:9HsUO1L+0
凛「もう一匹か」
加藤「クソッ!! なんッだッ! アイツ!!」
空を見上げるが闇夜と同化しているのか全く見えない。
140:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:43:09.22 ID:9HsUO1L+0
加藤「……うォ」
敵は私達を見ている。
順番に顔を見ながら私を見た瞬間、敵は大きな鳴き声を上げ動き出した。
141:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 17:44:36.92 ID:9HsUO1L+0
私の頭の中にアイツの言葉が蘇ってきた。
『あーいう頭の弱いバカどもは絶対俺の足を引っ張る。いや、それどころか邪魔をしてくる可能性が高い。そーなる前にさっさと殺しておこうと思ってな』
敵の突進が私の体を捉え、背中からボキリという音がした。
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