過去ログ - 凛「GANTZ?」
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337:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:20:43.55 ID:ADXiSWap0
未央「あれ? そういえば何でしぶや……りん、しぶりんがここにいるの?」

凛「し、しぶりん? 私のこと?」

未央「そーそー、渋谷凛だからしぶりん! ね、まだ会場が開くのって時間があるのになんでここにいるの?」
以下略



338:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:21:44.73 ID:ADXiSWap0
二人の勢いに飲まれそうになる私だったが、二人とは別の男の人の声が耳に届き、声のほうを見た。

「島村さん、本田さん、スタッフの方に詰め寄って何かあったのですか?」

目つきが悪く背の高い男の人がいた。
以下略



339:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:22:47.25 ID:ADXiSWap0
男の人は頭に手をやり、凄くわかりにくいが困ったような表情をしていた。

P「島村さん、本田さん……スタッフの方の仕事を邪魔してはいけません。二人とも少し落ち着いて……」

未央「うっ」
以下略



340:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:23:44.44 ID:ADXiSWap0
アイドル…………。

この子達と会ったとき、アイドルをしてみてもいいかなと思っていた。

あの時は自分と向き合うことが出来なかったから。
以下略



341:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:24:15.85 ID:ADXiSWap0
凛「えっと……。まず仕事を片付けるよ、話はその後で」

P「はい、よろしくお願いします」

未央「やった! これで私達ニュージェネレーションズ(仮)からニュージェネレーションズになれるんだよしまむー!」
以下略



342:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:25:33.27 ID:ADXiSWap0
作業が終わり、お父さんとお母さんに少し話をする。

凛「あのさ、帰りは一人で帰るから先に帰ってもらっていいよ」

「あら? もしかしてライブを見ていくの?」
以下略



343:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:26:28.05 ID:ADXiSWap0
P「はい、Pと申しますが」

凛「あ、さっき名刺と資料を貰った渋谷です。作業が終わったから連絡をしたんだけど、どうすればいいのかな?」

P「ああ、ご連絡ありがとうございます。それでは控え室を用意してありますので、そちらで先ほどの話の続きを。今から迎えに上がりますが、今どちらでしょうか?」
以下略



344:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:27:17.32 ID:ADXiSWap0
凛「あの二人に押されて断りきれなかったけど、ちゃんと言っておかないと駄目だって思ったからさ」

P「そうですか……」

凛「だからこれも返しておくよ」
以下略



345:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:28:20.88 ID:ADXiSWap0
凛「……何度言われても答えは変わらない。私はアイドルなんてやらないし、やるつもりも無い」

今度は押し付けるように封筒を返す。

受け取るまで押し付け続けるつもりだ。
以下略



346:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:28:56.95 ID:ADXiSWap0
やめておくって言おうと思った。

だけど、これであの子達と会うのも最後になるんだからと思ったら、もう一度会っておこうと思った。

あんなに熱心にアイドルに誘ってくれていたあの子達に何も言わずにお別れをするのは気まずかったから。
以下略



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