過去ログ - 提督「嵐の山荘で」叢雲「なんでアンタと二人きりなのよ」提督「仕方ない、安価だ」
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51:名無しNIPPER[sage]
2016/09/24(土) 03:55:26.50 ID:Mluhxvnso
おやすみ


52:名無しNIPPER[sage]
2016/09/24(土) 05:20:40.64 ID:ZEgSxYL5o

おやすみ


53: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/25(日) 23:52:32.89 ID:hc0f+CUm0
 二人カラオケ大会は終わり、俺たちは食器を洗っていた。寝てからでもいいんじゃないか、とも思うのだが、なんとなく流れで後片付けまでやっていた。
 叢雲は非常にご機嫌な様子で、鼻歌を歌いながら食器を乾拭きしている。彼女の声は相変わらず綺麗だった。

提督「楽しかったな」

以下略



54: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/25(日) 23:55:02.03 ID:hc0f+CUm0
叢雲「そういえばさ……」

司令官「なんだ?」

叢雲「走ってた時、なんで私のことばかり聞いたの?」
以下略



55: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/25(日) 23:58:17.58 ID:hc0f+CUm0
叢雲「じゃあ、ここから勝負よ。先に寝たほうが負け」

提督「おお。俄然、やる気が出てきた。奢り百回を帳消しにさせてもらおう」

叢雲「そんなフラフラの状態で私に勝てるつもり?」
以下略



56: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/26(月) 00:00:54.47 ID:j5niEYgy0
叢雲「……でさ」

提督「……ん」

叢雲「その、間宮の奢りの話だけど」
以下略



57: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/26(月) 00:03:57.44 ID:j5niEYgy0
「少しは人の気持ちというものを……あ、私は別に気持ちなんてないんだけどっ……」

「……ちょっと?」

「…………寝ちゃったの?」
以下略



58: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/26(月) 00:08:36.27 ID:j5niEYgy0
「…………」

「…………寝た、かな」

 彼女は静かに寝息を立てている。ギリギリのタイミングで狸寝入りが成功したな。
以下略



59: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/26(月) 00:11:29.32 ID:j5niEYgy0


 日差しがゆっくりと強くなっていく、朝と昼のあいだ。
 山荘の中、窓から入る光が、ソファに並んだ少女と男を、照らしている。
 体を預けあって、寄り添いながら眠る二人を、木々が静かなメロディでつつむ。
以下略



60:名無しNIPPER[sage]
2016/09/26(月) 00:36:45.74 ID:bac+ZEzb0



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