過去ログ - P「雪美の教育方針について?」
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:48:22.98 ID:8hvf5nw4o
「やっと終わった……」

山積みになっていた仕事を全て片付けて、大きく伸びをする。時計を見ればもうすぐ十一時だ。
家に帰るころには日も変わり、風呂に入って明日のためにすぐに寝なければいけない。いっそのこと
事務所に泊まってやろうかと思いながら立ち上がり、誰もいない事務所を見渡す。既にちひろさんは
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:48:49.19 ID:8hvf5nw4o
「おい、着いたぞ。降りろ」

揺すりながら声をかける。太ももの感触を味わっている余裕も当然ない。しかし反応が芳しくない。
どうやら汗まみれの背中で寝ているらしい。道中静かだったのは昔からの物静かな性格ゆえではなかった
ようだ。どうしてこんなだらけた性格になってしまったのか。このぐらいならぎりぎり許せても、気分が
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:49:16.06 ID:8hvf5nw4o
P「あぁ〜、だめだめえっちすぎます」

千秋「は?」

P「すまない。なんでもない」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:49:42.73 ID:8hvf5nw4o
「今日、どうだった?」

レッスンが終わると雪美はいつも俺にそう尋ねる。トレーナーから毎回アドバイスは貰っているので
今更俺がどうこう言うこともない。それでも聞いてくるのは彼女のプロデューサーではなく、一人の
一般人としての意見が欲しいからだ。
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:50:09.88 ID:8hvf5nw4o
自室まで肩を貸してやり、ベッドに寝かす。着替えさせたり、汗を拭いたりしたほうがいいのだろうけど
さすがにそこまで出来ないので他の子に頼むことにする。しっかり休むんだぞと言い聞かせ、部屋を後に
しようと背を向けると小さく押し殺した泣き声が聞こえてきた。

「練習しなきゃ……トップになれない……」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:50:41.12 ID:8hvf5nw4o
P「あぁ〜、だめだめえっちすぎます」

千秋「は?」

P「すまない。なんでもない」
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:51:12.06 ID:8hvf5nw4o
P「へぇ。例えば?」

千秋「赤城さんと莉嘉さんは美嘉さんとよく一緒にいるわね」

P「ああ、アニメで共演したからな。お姉ちゃん同士気が合うんだろう。美嘉も子供の面倒見がいいし」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:51:50.71 ID:8hvf5nw4o
「すまなかった。雪美」

俺は目の前に座る彼女に謝罪する。そんな俺を彼女は冷たい目つきで見ている。おもむろに右手を上げて
人差し指で下を指差す。慌てて頭を深く下げる。しかし彼女の反応は溜息だった。

以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:52:18.38 ID:8hvf5nw4o
彼女はその皿をひっくり返した。咄嗟のことに俺は手を出すことが出来ず、綺麗なフローリングの上に
ケーキが落ちるのを見ていた。小さな音を立て、ケーキの形は崩れる。クリームがついているからか
思ったよりも飛散しない。

「食べて……」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/09/28(水) 13:52:44.39 ID:8hvf5nw4o
P「あぁ〜、だめだめえっちすぎます」

千秋「は?」

P「すまない。なんでもない」
以下略



12: ◆pAskRqSnOc[sage]
2016/09/28(水) 13:55:31.95 ID:8hvf5nw4o
以上
雪美ちゃん誕生日おめでとう!
正統派誕生日SSは正統派雪美Pにおまかせします。私には無理でした。

以前書いた雪美ちゃんが出てくるあまり正統派じゃないSS
以下略



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