過去ログ - 瀧「君の、名前は――」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:13:39.02 ID:6BNWGd8K0

その次の日。

今度の私の机の上に、ノートにでかでかと下着が地味!と書かれていた。

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:14:37.51 ID:6BNWGd8K0
そして今日は休日。

今日は私。いつもの、女の子の、普通の私だ。

この入れ替わり生活にも少々疲れ、友達からの誘いも無く、特に用事もなかったので、夕方くらいまで家でまったりしていると。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:15:30.20 ID:6BNWGd8K0
お母さんと二人で、食品売場へ。

流石は国内最大級の売り場面積を誇るとあって、そこも普通のスーパー並……いや、それ以上に広々としていた。

お母さんと、二人でああでもないこうでもないと言いながら、食べ物を物色する。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:16:09.34 ID:6BNWGd8K0
……もう、私達の出会った経緯はいいの?

お母さんに唐突にそう聞かれ、え? と私は聞き返す。

最近、あんまり聞いてこないから。とお肉を物色しながらお母さんは言う。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:16:54.44 ID:6BNWGd8K0
全く、この入れ替わり現象の……ううん、あの男の子のせいだ。女の子になったんなら女の子らしい態度をして欲しい。

お母さんは、そう、ならいいけど、困った事があるなら、何でも相談するのよ、と一つ頷くと肉をカゴに入れた。

お父さんの好きな、ちょっと高いけど、いい肉を。
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25:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:17:47.93 ID:6BNWGd8K0
そんな事ある訳ない、と紙パックの野菜ジュースをパンパンになった袋にどう詰めようか迷っていると……

あっ、でも一つだけ分かるかも、とお母さんは言った。

何? 
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:18:32.74 ID:6BNWGd8K0
さて、それで。お父さんはどこかしら。

食品売場から出ると、お母さんが辺りを見渡しながらそう言う。

LINEで連絡取ればいいんじゃない?
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27:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:19:31.98 ID:6BNWGd8K0
そう思いながら、お母さんと二人、色んなお店を回る。

台所用品のお店から、それから小物系のお店なんかも。

一通り、全ての買い物が済んだ。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:20:46.00 ID:6BNWGd8K0
合流した後も、3人でフラフラと洋服を見たり、新装開店したお店のスイーツを食べたりした。

そしてショッピングモールを出て、家の近くの馴染みの飲食店に寄った。

こじんまりしてるけど、店内の落ち着いてまったり出来る雰囲気が、私はすごく好きだ。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:22:01.50 ID:6BNWGd8K0
その後、絶品のオムライスに舌鼓を打ったあと、お父さんとお母さんが頼んだ食後のデザート(私はさっきショッピングモールで食べたスイーツで甘い物は満足だったので遠慮しといた)を待っていると、スマホが震えた。

画面を見れば、友達からだった。小学校からの付き合いで、一番仲良しの友達だ。

ついでに言えば、2日ほど前、随分前から好きだった男子に告白し、見事に撃沈し絶賛落ち込み中の子でもある。
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:23:17.81 ID:6BNWGd8K0
その日の夜、宿題をしていると、シャーペンの芯を切らしてしまったので、コンビニへと出かけた。

近いコンビニなので、ささっと買い物を済ませ、ささっと帰ってきた。

ただいまー、と言うと、お父さんが心配そうに私に声を掛けてくる。
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