過去ログ - 聖來「夢と現とあたしと貴方と」
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6:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:33:03.28 ID:DdD2BNiL0
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

タクシー運転手に事情を話し、名刺の住所から事務所までの距離をカーナビで検索して貰い、大まかな見積もりを元に料金を先払いする。

一通りの準備を終え、褐色肌の少女ナターリアに俺は演技ぶって言った。
以下略



7:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:33:58.70 ID:DdD2BNiL0
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

飛び立つジェット機達の機影と、東京湾湾岸の夕景が広がるカフェで、ケーキとコーヒーのブレイクタイム。

俺は唸っていた。
以下略



8:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:34:55.81 ID:DdD2BNiL0
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

轟音のジェットエンジンが空に消えていく様を、二人で黙って見上げていた。

ドラマや映画でお馴染みの展望台に行きたい、とは聖來のリクエストだ。
以下略



9:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:36:56.59 ID:DdD2BNiL0
全く、けしからんアイドルだ。
もう終わった後の心配か。

ついさっき、俺たちはナターリアという少女に出会った。
アイドルになりたくて、アイドルになりに日本に来た、ブラジル人の少女。
以下略



10:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:37:30.97 ID:DdD2BNiL0
ただな、聖來、お前は一人じゃない。

大いに悩み、大いに迷う権利はあれど、それを義務と感じるのなら負担してやる。

それが俺の、水木聖來担当プロデューサーの存在理由だ。
以下略



11:名無しNIPPER
2016/10/26(水) 01:38:06.83 ID:DdD2BNiL0
さて、長かったですがこれで前編。
名付けるならば出立編は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

次回も引き続きよろしくお願いします。


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