過去ログ - 【デレミリ】アイマス昔話『もももも太郎』
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名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:36:03.29 ID:YXRK2uFn0
桃華「それでは、お父様、お母様。わたくしたち、そろそろ前へ進まなければいけないと思いますの」
桃子「お父さん、お母さん、改めて……」
桃華「行ってまいります!」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:40:29.80 ID:YXRK2uFn0
鬼が島へ行くため、桃太郎たちは海岸への道をまっすぐに歩いていきます。
なんやかやと話し合いながら道を行く二人の前に、声をかけてくる者がおりました。
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:43:23.23 ID:YXRK2uFn0
さて、声をかけられた桃太郎たちは、腰元のきんちゃく袋からきび団子を取り出して犬たちへ近づいていきました。
美玲「ウ、ウチはいらないからな! 人間の施しなんて……」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:45:29.92 ID:YXRK2uFn0
環「むぐむぐ。このお団子、おっきくておいしいね」
美玲「ていうか、デカすぎないか……。誰がこんなモン作ったんだ?」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:48:13.51 ID:YXRK2uFn0
一触即発、喧嘩を始めかけた犬たちをなだめて、桃太郎は猿の質問に答えました。
巴「……ふむ、鬼が島か」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:50:59.41 ID:YXRK2uFn0
二人と四匹で、海岸への道を往く桃太郎一行。景色もひらけて、海も間近に見えてきたところ、頭の上から突然声が降ってきました。
晴「よお! 変わった形の蹴鞠持ってるけど、どこで手に入れたのさ」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:53:00.65 ID:YXRK2uFn0
かくして、犬、猿、雉を引き連れて二人の桃太郎は鬼が島へ向かいます。
手に持つ地図と目の前の景色とを何度も何度も見合わせながら歩き続けて、ついに、鬼が島を遠目に見やる海岸までたどりつきました。
遠い水面の先に浮かぶ鬼が島を目にして、一行はみな鬼退治への決意を新たにします。しかし、ここにきてある問題が浮かびあがってくるのでした。
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:55:07.35 ID:YXRK2uFn0
イヴ「そこのご一行〜。向こうの島へ渡る舟をお探しですか〜?」
桃太郎たちの前に現れたのは、おうようとした口調でしゃべる女性でした。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:57:05.35 ID:YXRK2uFn0
不思議な女性についていった一行が目にしたのは、今まで見たこともない奇妙な舟と、それを引っ張るであろう牛とも鹿ともつかない奇妙な動物でした。
晴「正直予感はしてたけど、舟じゃなくてソリだろこれ」
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 21:58:41.76 ID:YXRK2uFn0
イヴ「とにかく、この大きさならみなさん一緒に運べますし、鬼が島までひとっとびです」
桃華「それはいいのですが、本当にソ……舟を曳くのがこの子だけで平気ですの?」
イヴ「もぉっとたくさんの物を運ぶのだって慣れっこですし、大丈夫ですよ。ねっ♪」
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25
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/06(日) 22:04:29.71 ID:YXRK2uFn0
その翌日、太陽が強く照りだす頃に、桃太郎たちは女性の導きにしたがって鬼が島へ乗り込みました。
女性とのあいさつもそこそこに、鬼が島の地へ足を踏み出す桃太郎一行。歩を進めていくと、ふいに子供が泣いているかのような甲高い声が耳に届きました。
以下略
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