過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 01:15:25.55 ID:5g0R7wkZo
また書きます



11:名無しNIPPER[sage]
2016/11/11(金) 01:39:45.04 ID:tNVVlPbSo
おつおつ


12:名無しNIPPER[sage]
2016/11/11(金) 11:29:59.14 ID:hTScpRUSO
時雨が虎…いや狼にでもなるのか?


13:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:33:09.37 ID:5g0R7wkZo

数か月後の夕刻、非番だった山城は町に買い物に出た帰り道に近道だからと、少し草木の生えた山道を歩いていた。


山道は雑木で薄暗く、気味が悪い。そして、歩きながら、町の人々が、最近山道に大きな野犬が住み着くようになったと噂をしていたのを今更思い出した。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:39:45.43 ID:5g0R7wkZo
気の張った山城は、その草むらの中から聞こえた可愛らしい声での、「危なかった……」というつぶやきを聞き逃さなかった。


その声を山城は、忘れるはずがなかった。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/11/12(土) 01:01:17.55 ID:4hhhzdCxo

草むらの中からは、暫しばらく返事が無かった。しのび泣きかと思われる微かすかな声が時々聞こえるばかりである。暫くして聞こえた声はやはりよく聞きなれたあの声だった。


「うん。……山城、僕は……時雨だよ……」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/11/12(土) 13:32:56.86 ID:4hhhzdCxo
「待ってよ、山城。僕は今、こんな姿なんだ。こんな姿、君に見られたくないよ」


「時雨のくせに、私に逆らうなんて反抗期かしら? もひとつ説教よ、旗艦に逆らったらどうなるか、教えてあげるわ!」

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:22:25.44 ID:+91Sbap0o
そして、本当に少しの説教ののち、西村艦隊の皆や時雨の姉妹たちの息災、現在の攻略海域、現在の山城の錬度、それに対する時雨の祝辞。久しぶりに会った姉妹のように、二人は仲睦まじく話し合った。


そして、辺りが完全に暗くなり、木々の間より降り注ぐ月明かりが二人を照らし始めたころ、山城は時雨にそうなった心当たりを問う。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:26:56.82 ID:+91Sbap0o
時雨は最初悪い夢かと思って、信じられなかった。次に、これは夢に違いないと考えた。


しかし、夢の中で、これは夢だぞと知っているような夢を、自分はそれまでに見たことがあったから、どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、時雨は茫然とした。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/11/13(日) 16:27:38.15 ID:+91Sbap0o
また書きます


20:名無しNIPPER[sage]
2016/11/13(日) 16:38:10.48 ID:twBriF7Co
おつー


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