222: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:53:41.13 ID:2Rp7Up5uo
まどか「わたしっ…何で、どうして止まらないのっ……!」
ほむら「……まどかが泣いてるのは、私があんなことを言ったから?」
まどか「違う!違うのっ!わたし、そうじゃなくて……!」
223: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:54:08.64 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「……落ち着いた?」
まどか「うん……。ごめんね、服濡らしちゃって」
ほむら「いいの。気にしないで」
224: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:55:30.60 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……あのときはわからなかったんだけど、わたしが急に泣き出しちゃったのは」
まどか「きっと、ほむらちゃんのことが好きだからなんだと思うんだ……」
今日何度目かの好きという言葉。意味が違うとわかっていても、まどかに言われると胸が高鳴る
225: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:56:04.64 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……ごめんね、ほむらちゃん。時間取らせちゃって」
ほむら「それは構わないけど…気持ちはまとまったかしら……?」
まどか「……うん。泣いちゃったこと、告白が嬉しかったこと」
226: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:57:00.38 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……あのとき、わたしが泣いちゃったのは…やっぱり、ほむらちゃんのことが好きだったからなんだ」
まどか「ほむらちゃんのことが好きで、そのほむらちゃんに告白してもらったから……」
ほむら「えっ……」
227: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:57:49.48 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……だけど、さっき考えて…頭と心の奥底まで探して、何度も何度も考えて」
まどか「やっと答えに辿り着いた。やっと、泣いた理由も、嬉しいと感じたのも…その理由がわからなかったのも」
まどか「わたしの…わたしの、ほむらちゃんに対する気持ちが…やっとわかったんだ……」
228: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:58:19.97 ID:2Rp7Up5uo
229: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:59:05.14 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「……っ」
まどか「……あ、あの。ほむらちゃん?」
まどかの放った言葉は私の耳へ届けられたあと、懐中電灯の光の外へと向かい宵闇に溶けて消える
230: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:59:56.33 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「……まどかは、いつから私のことを?」
まどか「わかんない……。気持ちが変わって…意識しはじめたのは、今日キャンプに来てからで……」
まどか「川で…事故でも押し倒されたみたいになったあとからほむらちゃんのことが気になって、今よりももっと仲良くなりたくなって」
231: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:00:47.42 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……わたしが告白する前に言ったよね。全部、わかったって」
ほむら「えぇ……。あれも…そういう意味、なのよね……?」
さっきまどかが言っていた、泣いた理由、嬉しいと感じた理由、それが全部わかったという言葉
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