226: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:57:00.38 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……あのとき、わたしが泣いちゃったのは…やっぱり、ほむらちゃんのことが好きだったからなんだ」
まどか「ほむらちゃんのことが好きで、そのほむらちゃんに告白してもらったから……」
ほむら「えっ……」
227: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:57:49.48 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……だけど、さっき考えて…頭と心の奥底まで探して、何度も何度も考えて」
まどか「やっと答えに辿り着いた。やっと、泣いた理由も、嬉しいと感じたのも…その理由がわからなかったのも」
まどか「わたしの…わたしの、ほむらちゃんに対する気持ちが…やっとわかったんだ……」
228: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:58:19.97 ID:2Rp7Up5uo
229: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:59:05.14 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「……っ」
まどか「……あ、あの。ほむらちゃん?」
まどかの放った言葉は私の耳へ届けられたあと、懐中電灯の光の外へと向かい宵闇に溶けて消える
230: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 00:59:56.33 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「……まどかは、いつから私のことを?」
まどか「わかんない……。気持ちが変わって…意識しはじめたのは、今日キャンプに来てからで……」
まどか「川で…事故でも押し倒されたみたいになったあとからほむらちゃんのことが気になって、今よりももっと仲良くなりたくなって」
231: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:00:47.42 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……わたしが告白する前に言ったよね。全部、わかったって」
ほむら「えぇ……。あれも…そういう意味、なのよね……?」
さっきまどかが言っていた、泣いた理由、嬉しいと感じた理由、それが全部わかったという言葉
232: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:01:18.06 ID:2Rp7Up5uo
まどか「そう、だね。わたし、ほむらちゃんのこと…好きだよ……」
ほむら「じゃあ…じゃあ、私とまどかは…っ……!」
まどか「……ほむらちゃんっ!」
233: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:01:48.58 ID:2Rp7Up5uo
まどか「……ねぇ。ほむらちゃんはわたしのこと…好き、なんだよね」
ほむら「えぇ。まどかも、私が…好きってことでいいのよね……?」
まどか「もちろん。だから、わたしたちは…両想い、だね」
234: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:02:34.12 ID:2Rp7Up5uo
私もまどかも、お互いの名を呼びながら見つめ合う
熱っぽく潤むまどかの宝石のような瞳は、空に煌めく星々よりもずっと綺麗で
赤く熱い頬に手を伸ばすとまどかはほんの少し驚いた反応を見せ、それから私の手に自分の手を重ねる
235: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2017/01/25(水) 01:03:31.09 ID:2Rp7Up5uo
ほむら「そんなの…私だって同じよ。目が回るくらいドキドキしてるもの……」
まどか「本当に、いいの……?わたしが相手で……」
ほむら「勿論。私はまどかのことが…誰よりも好きだから、告白したのよ」
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