5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 18:56:54.49 ID:n5zbXUjr0
朝食は食堂で和食を軽く適当に。まだ朝早いため、殆ど人が居なかった。
朝食を終えると、一旦部屋に戻って和服に着替えて外に出る。
駅の人混みの中を歩くのにももう慣れた。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 18:57:59.44 ID:n5zbXUjr0
「おはようさんどす〜」
会議室にはもう周子はんとプロデューサーはんが居た。
プロデューサーはんの顔が引き攣っている。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 18:58:33.36 ID:n5zbXUjr0
その後は、忙しい日々がずっと続いた。
周子はんの仕事はもっと多くなったけど、うちも今までにないほどの量を周子はんと一緒にこなしていった。
そこでは、9代目しんでれらがーる塩見周子とそのおまけ。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 18:59:04.36 ID:n5zbXUjr0
最近、紗枝ちゃんがおかしい。
なにがって、優しくなったような気がする。
ここのところ激しく罵られた記憶がない、と思う。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 18:59:33.04 ID:n5zbXUjr0
こうして話していても、いつも通りに感じる。
「パンケーキのお店見つけたんだけど、今度行ってみない?」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 19:00:16.76 ID:n5zbXUjr0
「もうあれから1年半になるんだよね」
「周子はんが押しかけてきてからどすか? 懐かしいわぁ。
連絡一つ寄越さんといてのこのこ出てきはったなぁ」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 19:00:52.77 ID:n5zbXUjr0
紗枝ちゃんを見送って呆然と立ち尽くしながらも、左手は無意識に画面を叩いてていた。
「なんでだろ。幼馴染で、お姉ちゃんで、ずっと一緒にいて、なのに……」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 19:02:45.54 ID:n5zbXUjr0
いつものように事務所に来た。
今日はうちだけが呼ばれている。
ここで2時間話したのは現状の再確認のようなことだけ。
13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 19:03:21.27 ID:n5zbXUjr0
「周子に言われるまで気づかなくてすまなかった」
「本音と建前なんて誰でも使い分けてますやろ?」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/20(金) 19:03:53.70 ID:n5zbXUjr0
「それは置いておくとして、解決策のひとつは紗枝が周子に追いつくことだ。
周子の人気が落ち着く前に並べば減衰を抑えて利益も大きくなるだろうし」
「正気どすか? まだあにばーさりーも終わってへんのに」
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