341:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:46:11.18 ID:sKfYX8RPo
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タカネ「申し訳ございません、ハルシュタイン。
貴女の望むものを手に入れるのはもう少し先になりそうです」
342:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:47:10.95 ID:sKfYX8RPo
ハルシュタイン「まさか、アニマの秘宝が三希石のうちの一つだったとはな」
タカネ「……“三希石”?」
聞きなれない単語を確認するように復唱したタカネに、
343:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:56:58.01 ID:sKfYX8RPo
マコト「――行き先は地球、ですか」
時を同じくし、マコトはハルシュタインに静かに尋ねる。
ハルシュタインはタカネの前から姿を消した時の表情そのままに答えた。
344:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:00:50.93 ID:sKfYX8RPo
マコト「キミにはそうは見えなかっただろうけど、彼女は強いよ。
正面から戦えば僕でもそう簡単には勝てはしないだろう」
ここで初めてヤヨイの目が興味深げに見開かれ、マコトに向けられた。
しかしマコトは自分に注がれる視線など意に介さず、
345:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:05:17.33 ID:sKfYX8RPo
ハルシュタインの思惑を、銀髪の少女は僅かでも理解できているだろうか。
――幻影が嘲笑を残して消え去った後、
タカネはひと呼吸置き、がらんとした殺風景な部屋を後にした。
静かに開いた扉を抜けた先には、
346:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 21:06:09.30 ID:sKfYX8RPo
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日か明後日の夜投下します
347:名無しNIPPER[sage]
2017/02/06(月) 18:07:36.94 ID:n8GWBlT3o
乙
>>1はスパクロは見たのかな?
348:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:28:47.43 ID:+kV6KPaeo
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ミキ「あっ、居た居た! アミ、マミー!」
349:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:30:12.47 ID:+kV6KPaeo
マミ「でもミキミキのことだから、いきなりでもちゃんと完璧にできたんでしょ?」
アミ「うんうん。なんせ防衛軍のエース・オブ・エースだもんね」
ミキ「むー……。確かにできたけど、それとこれとは話が違うの!」
350:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:31:06.13 ID:+kV6KPaeo
マミ「別にマミたちのせいじゃないって、他のみんなは言ってくれてるんだけど……」
ミキ「ミキもみんなの言う通りだって思うな。
口の中に隠した毒なんて絶対気付くわけないの。
だからアミもマミも、そんなの全然気にする必要なんてないよ」
351:名無しNIPPER[saga]
2017/02/07(火) 20:32:51.68 ID:+kV6KPaeo
マミ「それってやっぱ、自分が死んででも夢を叶えてあげたいくらい
ハルシュタインのことが大好きだったってことでしょ?
だからなんていうのかな……敵ながらすごいな、って」
視線を手元に落としながらも、複雑そうな笑顔を作るマミ。
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