478:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:09:49.48 ID:LDCgdf66o
ヤヨイ「――……もう離してください。逃げたりなんかしませんから」
廊下を少し歩いたところで、ヤヨイは顔を伏せたまま唸るように言った。
しかしマコトはそれを無視して歩き続け、
やがてヤヨイの自室の前に到着してから掴んでいた腕を解放した。
479:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:11:09.17 ID:LDCgdf66o
マコト「『あいつら』……キサラギのパイロットのことかい?
どうもキミは彼女たちのことになると熱くなるようだ」
ヤヨイ「イライラしてるんです……。
本当なら今すぐもう一度出撃して、今度こそ宇宙のゴミにしてやりたいくらいですよ」
480:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:14:42.33 ID:LDCgdf66o
マコト「ああ、そうなることを僕も願ってるよ。ただし、次は僕も同行するけどね」
ヤヨイ「なっ……! 必要ないです! 私一人で十分ですから!」
マコト「そうは行かないよ。同行し、その上で僕の指揮に従ってもらう。
481:名無しNIPPER[saga]
2017/02/20(月) 21:15:35.31 ID:LDCgdf66o
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日か明後日くらいに投下します
482:名無しNIPPER[sage]
2017/02/21(火) 19:33:45.47 ID:8CPbXeDvo
乙
483:名無しNIPPER[sage]
2017/02/22(水) 20:20:13.43 ID:fGwuwzqRo
>>1です
今日じゃなくてやっぱり明日投下します
484:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 19:59:00.08 ID:dsh5nH4HO
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ハルシュタインからの宣戦布告を受け、地球防衛軍はあらゆる対策を練った。
恐らくはこれが地球の存亡をかけた正真正銘の最終決戦となる。
485:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:00:34.89 ID:dsh5nH4HO
――少女は目を開け、ゆっくりと体を起こす。
気だるさはなく、頭も冴えている。
顔を洗い鏡を見ると血色も良い。
体調は万全だ。
だから、あとは覚悟だけ。
486:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:02:13.42 ID:dsh5nH4HO
ヒビキ「――ごめんね。結局自分、なんの役にも立てなくて……」
出動の直前、見送りに立ったヒビキは消え入りそうな声でそう言った。
だがそれに対してアミとマミはにっこりと満面の笑みを返す。
487:名無しNIPPER[saga]
2017/02/23(木) 20:03:30.36 ID:dsh5nH4HO
ヒビキ「そう、だよね。悪かったさー。
自分は戦えないけど、でもここから応援してる!
だから三人も頑張るんだぞ! 希照石も預けたままにしとくから、
全部終わったらちゃんと返してよね! 約束だぞ!」
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