過去ログ - 無尽合体キサラギ
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61:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:40:03.09 ID:JL8wN2Aao



地球。
その一国である日本の地に突如降って沸いた厄災――
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:41:19.15 ID:JL8wN2Aao
前回の戦闘のあと、キサラギは暫定的に地球防衛軍の管理下に置かれることとなった。
蒼い鳥を介して祖父に相談すれば、
キサラギをいじくりまわされることは面白くないが、
実は置き場所にも困っているので好きにさせろ、との答えが返ってきた。

以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:42:18.81 ID:JL8wN2Aao
マミ「また、キラブレの出番って、あるのかな?」

下足箱の前で呟くように漏れたマミの言葉を、
双子の妹は生徒たちの喧騒の中でも聞き逃すことはなかった。

以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:46:21.82 ID:JL8wN2Aao
アミ「爺ちゃんも都合のいい時にしか喋ってくれないしさぁ。
  ていうかどこにいるんだよ爺ちゃん! 孫に戦わせといて、自分は何やってんの!」

マミ「教えてくれないもんねー、いくら聞いても。
  お前たちに危害が及ぶかもしれんから、とか言っちゃって」
以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:47:58.47 ID:JL8wN2Aao
四、五人ほどの空席はあるものの、
教室ではいつも通りのホームルームが開始された。

担任教師である三浦アズサもいつも通りを装ってはいるが、
必要以上に明るい話題を盛り込んでくるところを見ると、
以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:49:10.03 ID:JL8wN2Aao
アズサ「高槻さん、どうぞ」

アズサに促され、入ってきたのは背の低い少女だった。
頭の両側で束ねられた髪にはウェーブがかかっており、
歩くたびにふわふわと揺れている。
以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:06:46.72 ID:JL8wN2Aao
自己紹介のあと、ヤヨイと名乗った転校生は、もう一度頭を下げた。
ああいうテンションは嫌いじゃない、とマミがアミに視線を送ると、
同じようにアミもマミに目を向けており、グッと親指を立てる。

かくして、年度初めでも学期初めでもない中途半端な時期に、その転校生はやってきた。
以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:11:17.44 ID:JL8wN2Aao
クラスメイトたちの質問攻勢はその後も休み時間のたびに続いた。
しかし昼休みとなり、アミたちが誰よりも早くヤヨイと
「一緒に昼食を食べる約束」を取り付けると、
早い者勝ちとばかりにそこに割って入って来ようとする者はいなかった。
おかげで昼食時間の間は、アミたちがヤヨイを独占することができた。
以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:12:54.91 ID:JL8wN2Aao
背中を丸めた姿勢が、アミには体調が悪いせいに見えたらしい。

ヤヨイ「えっ! だ、大丈夫、そんなんじゃないから!」

アミ「じゃあこっち向いてお話しながら食べようよ!」
以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:15:45.14 ID:JL8wN2Aao
ヤヨイ「え、えへへ、おかしいでしょ? 女の子のお弁当なのに、こんなの……」

アミ「どして? 美味しそうだからいーじゃん」

マミ「ほほう、しかしよくよく見るとなにげにこだわりが……。
以下略



71:アミとマミ逆だった[saga]
2017/01/21(土) 21:17:10.62 ID:JL8wN2Aao
ヤヨイ「え、えへへ、おかしいでしょ? 女の子のお弁当なのに、こんなの……」

マミ「どして? 美味しそうだからいーじゃん」

アミ「ほほう、しかしよくよく見るとなにげにこだわりが……。
以下略



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