51:名無しNIPPER
2017/03/17(金) 16:50:51.18 ID:yI94AnC90
???「ん?えーっと、ユイに何か用ですか??」
雄二「…いや、すまない。お前の頭を見て知り合いを思い出してな」
52:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 16:52:47.81 ID:yI94AnC90
〜戦線本部〜
ゆり「…何故バラード?」
53:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 16:55:37.67 ID:yI94AnC90
ゆり「…岩沢さんと何の話をしたの?」
雄二「なに、ただの世間話だ」
54:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 16:57:49.28 ID:yI94AnC90
時刻は1900になり、作戦が始まった。
俺、ゆり、日向、野田、松下、竹山で“天使エリア”に潜入し、しばらく作業を進めていると、部屋の窓からこちらに歩いてくる奏の姿を発見した。
55:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 17:00:17.10 ID:yI94AnC90
玄関から出ると、こちらに歩いてくる奏を見つけた。
天使「…風見くん?」
56:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 17:03:10.85 ID:yI94AnC90
俺は奏の言葉にすぐ納得することができた。
この世界で、過去の憂いがなくなればその人間はどうなるか。
そんなこと少し考えれば想像できる。
57:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 17:05:12.68 ID:yI94AnC90
天使「厄介ね…」
奏が踵を返し体育館の方へ向かった。奏が女子寮から離れれば、俺もこの場に留まる必要はないはずだ。
58:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 23:17:20.02 ID:4jcL5y9MO
雄二「……ッ!!」
そして俺は唐突に確信した。この歌が岩沢の最後の歌になってしまう、と。
59:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 23:19:34.26 ID:4jcL5y9MO
雄二「よし、あとは屋上に…!!」
俺は自分の部屋に“荷物“を取りにいった後、急いで屋上へ向かう。
60:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 23:23:36.74 ID:4jcL5y9MO
雄二「見えるか…?」
寮の屋上で銃を構え、照準器に右目を合わせて覗き込むと、銃口を向けた先に、体育館の2階の窓を通してステージが正面に見えた。
61:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 23:28:16.20 ID:4jcL5y9MO
雄二「……フゥーーー…」
大きく息を吐く。そして、目を閉じてもう一度深呼吸した後、トリガーに指を乗せ、意識を集中させる。
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