過去ログ - ('A`)が深海棲艦と戦うようです
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31: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 20:18:06.35 ID:3Rgr7MqQ0
(#'A`)「Panzer vor!!」
号令一過、戦車のエンジンが唸り震動が身体に伝わる。フランス語の戦車用語なんざそもそも知らなかったが、ドイツ語でも意味は通じたようだ。
『─────ゥオオオオオオオオ!!』
32: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/03/18(土) 20:22:29.81 ID:3Rgr7MqQ0
違和感を感じたのは、HelmとBallの動きだった。
先ほど言ったとおり、この2種類の深海棲艦機はどちらもほとんど艦娘ありきでなければまともな対策が打てない存在だ。単に厄介というだけでなく、攻撃能力も十二分に備わっている。
つまり、併せて100を優に超える敵航空戦力が居ながら、俺たちがまだ“半壊で済んでいる”というのは明らかな異常事態だ。
33: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/03/18(土) 20:34:25.68 ID:3Rgr7MqQ0
('A`)「よってHQ、“遅滞戦闘を行い打撃を与えつつの後退”ならば問題ないと提言する。要は、海上打撃群が妨害部隊を殲滅し中核部隊、並びに上陸している深海棲艦部隊を俺たちと挟撃できればいいんだ。
遅滞戦闘を行う俺たちにありったけの戦力と火力をつぎ込め。そうすれば後は俺たちが、俺たちの仕事をやる」
《………》
34: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 20:37:01.98 ID:3Rgr7MqQ0
.
('A`)「……ウツダシノっふ!?」
_
(*゚∀゚)「ヒューーーっ!!!ドク、お前見直したぜ!HQに啖呵切っておまけに退却と増援の許可まで貰うとはな!」
35: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 21:54:51.45 ID:3Rgr7MqQ0
36: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/03/18(土) 22:02:37.25 ID:3Rgr7MqQ0
(;'A`)「全車両散開、随伴歩兵も伏せろ!!」
ξ;゚听)ξ「※※※!!」
俺が天井を叩くとツンが何ごとか操縦士にフランス語で叫び、車両が急加速で前進、レオパルド2、ゲパルトも八方に散開する。
37: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 22:20:22.17 ID:3Rgr7MqQ0
ξ゚听)ξ<……何か動いたわね>
('A`)<……あぁ>
ロケット弾による砲撃が行われた地点、明らかに10Mを超える何か大きなものがうごめいた気配があった。
38: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/03/18(土) 22:51:07.38 ID:3Rgr7MqQ0
双眼鏡を覗いていたビロードの報告に併せて戦車隊に指示を出す。ほどなくして件の水しぶきが、三つ並んでタホ川をさかのぼってくるのが見えた。
(#'A`)「────Feuer!!」
号令を下せば、五つの戦車主砲が一斉に火を噴く。五発の砲撃が、やや先行していた中央の水しぶきに直撃した。
39: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 23:35:07.23 ID:3Rgr7MqQ0
────少しかっこつけて、深く椅子に腰をかけたのが幸いだった。
(゚A゚)「ヒエッ」
数センチ、本当に数センチ頭上を一発の砲弾が駆け抜ける。頭頂に熱を感じる間もなく、右手で轟音が鳴り響き爆風が吹き付けてきた。
40: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/03/19(日) 00:17:37.39 ID:BCaf49CP0
《こちらHQ、アルマダ市防衛線から急報。交戦中だった重巡リ級eliteが確認できない、其方に向かった可能性がある。注意せよ》
(;'A`)「たった今感動の初対面を遂げたところだよ!!
総員九時方向、重巡リ級elite!!撃ち方はじめ!!」
41:名無しNIPPER[sage]
2017/03/19(日) 00:54:31.61 ID:YVShi2hA0
乙かな…?
それにしても皆かっこよすぎるw
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