過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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794:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:25:58.03 ID:ha7ZcpN9o
希「………」


カイオーガの猛威を、希はただ黙して見ているわけではない。
サイキックで宙に浮遊している自分たちをも急速に取り囲んでいく水、それを跳ね除けるべく、メガフーディンとデオキシス、それに自身の念動力で水を打ち払おうと試みている。
以下略



795:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:26:30.01 ID:ha7ZcpN9o
果南はカイオーガの加護に呼吸ができるらしく、その表情には地の利を得た余裕の色。

希は“サイコキネシス”でフィールドを張り、自分たちの周囲から球状に水を押し退けて呼吸できる空間を形成している。

今カイオーガと果南を取り巻いている水量は数千トン。
以下略



796:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:26:58.13 ID:ha7ZcpN9o
水中、メガフーディンから放たれたエネルギーと水圧が激突、衝撃に水球が揺れる!

その間隙を抜い、希は自身のサイコキノで果南めがけて念波を放っている。
左右の腕を体の前でクロスさせ、イメージは交差軌道の双曲線。

以下略



797:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:27:25.47 ID:ha7ZcpN9o
真姫「なるほどね…」


その解答は至ってシンプル、それでいて理に適っている。
希の力と戦う上での問題点は二つ、“不可視であること”、“全方位から攻撃可能であること”。
以下略



798:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:28:02.69 ID:ha7ZcpN9o
花陽「すごい、泳ぎ回って全部避けてる…」

凛「あの子、人間だよね?ポケモンじゃなくて?」

真姫「凛ってナチュラルに失礼よね…人間に決まってるわよ」
以下略



799:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:28:29.17 ID:ha7ZcpN9o
チート、いわゆる反則。
希が口にしたその言葉は、あながち単なるボヤキと言うわけでもない。


果南(楽しい?カイオーガ。いつもなかなか全力は出させてあげられてないもんね)
以下略



800:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:29:05.88 ID:ha7ZcpN9o
松浦果南の真骨頂、それは水中戦にある。

ポケモントレーナーは一匹扱えて半人前、二匹扱えて一人前。
同時に三匹へと正確な指示を下せる人間は稀で、サーカス団員ばりの技量と言えるだろう。

以下略



801:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:29:36.66 ID:ha7ZcpN9o
希はここまで、ほぼメガフーディンの力しか使役していない。
それは自身の周囲を覆った水をデオキシスのサイキックで押しのけて空間を形成しているからであり、同時に周囲の水を分解して酸素を生んでいるため。

二つの細かな工程をデオキシスに任せている以上、戦闘はメガフーディンでの様子見に終始していた。

以下略



802:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:30:04.40 ID:ha7ZcpN9o
指示は同着。しかしデオキシスはその圧倒的速度を以って、果南の六体に先行している。

つい今し方までノーマルフォルムだったのがほんの一秒足らず、姿をスピードフォルムへと変貌させている。

水中というディスアドバンテージを物ともしない始動速度、のたうつ触腕は螺旋を描き、瞬時に収束させるエネルギー。
以下略



803:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:30:30.89 ID:ha7ZcpN9o
三人の中で凛が唯一、ミカボシ山でデオキシス統合体と直接交戦している。
その猛威を身に染みて知っていて、そして今、デオキシス全身にエネルギーを纏わせた状態から解き放とうとしている技を知っている。

それは山で、凛と穂乃果とダイヤの三人を昏倒へと追い込んでみせたエスパーエネルギーの爆発的大解放。

以下略



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