過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
1- 20
919:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:11:07.86 ID:ha7ZcpN9o
同様に相方を留め、千歌と聖良は互いを見合う。
聖良の辞書に容赦の二文字はない。ヒードランを擁しているからと攻め手を一体だけに収めるつもりはさらさらなし。


聖良「来なさい、マニューラ」
以下略



920:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:11:37.78 ID:ha7ZcpN9o
聖良「“マグマストーム”…口へと収束してください」


命中率を改善させるため、聖良はヒードランを御するためにテストしていた技の準備シークエンスへ。
チャージの進みを見つつ、タイミングを見計らい、短く正確な指示を訥々と下して複数段階。
以下略



921:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:12:25.19 ID:ha7ZcpN9o
アライズ団の活動には支援者がいる。
それは特定の誰というわけでなく、ツバサたちの活動で利益を得ることができる大陸の資産家や投資家たち。
さながら蹂躙の屍肉に集うハイエナだが、UBなど数々の強力なポケモンなどを買い付けられているのは彼らの支援による潤沢な資金故に。

そんな資金で整えられた設備には、ポケモンの技の破壊規模を具体的に計測できるハイテクな部屋も存在していた。
以下略



922:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:13:01.19 ID:ha7ZcpN9o
うっすらとしたピンク色、その体は丸々としたタマゴ型。
とても戦闘向きには見えないポケモンだが、ミカボシ山ではデオキシスシャドーの“サイコキネシス”を平然と受けてみせた千歌の主力の一匹だ。

確かに、特殊攻撃を受ける能力はズバ抜けている。
だがルビィは、「ひぁ…!」と声にならない悲鳴をあげている。
以下略



923:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:13:27.86 ID:ha7ZcpN9o
その中に見出した手段の一つ、“しんかのきせき”。
未進化のポケモンが体内に眠らせているエネルギーと共鳴して強固なバリアフィールドを体表に張る作用がある鉱石だ。

それはアキバ地方では極めて珍しい逸品で、ネットで価格を調べてはみたがとても手が届く代物ではない。

以下略



924:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:14:18.37 ID:ha7ZcpN9o
聖良はマニューラを呼び戻している。

ロズレイドを仕留めるには至っていないが、一旦仕掛けなおす必要がある。
その算段を立てようとして…思わず、聖良は小さく呟いている。

以下略



925:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:14:50.12 ID:ha7ZcpN9o
まだ、高坂穂乃果のように赫赫と世を照らしはしない。
けれど確かに、懸命に煌めき始めている小さな光。それはきっと、ここで摘むべき輝き。


聖良「鹿角聖良」
以下略



926:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:15:25.33 ID:ha7ZcpN9o
千歌「ロズレイド、“やどりぎのタネ”!」

聖良「マニューラ、“けたぐり”です」


以下略



927:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:15:53.16 ID:ha7ZcpN9o
このタイミングのために控えさせていた。

理亞も心得ている、声を掛けるだけで指示は不要。
すかさずマニューラを投じ、聖良の面前に二匹のマニューラが体制を沈めて身構えている。
それはオハラタワー、穂乃果のリザードと激戦を繰り広げたあの時と同じ陣形。
以下略



928:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:17:36.53 ID:ha7ZcpN9o
それは師である最強の戦闘屋、??統堂英玲奈の教えを忠実に再現した二段決殺の構え。

初撃は必中の“つばめがえし”、見切りが不可能な軌道で確実に相手の機能を損なう。
追撃は殺斬の“つじぎり”。回避能力を失った相手へ、落ち着き確実に叩き込む急所撃!

以下略



978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice