過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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963:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:37:20.87 ID:ha7ZcpN9o
理亞「お願い、正気に戻って…私は…!」

聖良『理、亞…?』

理亞「姉さま!」
以下略



964:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:37:48.96 ID:ha7ZcpN9o
ルビィに手を引かれるまま、理亞は呆然と後方へ歩いていく。
聖良の腕はしなり…千歌を横薙ぎに殴り付ける。
重打、再びメガガルーラが受けを!

千歌の足の出血は止まっていない。
以下略



965:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:38:17.08 ID:ha7ZcpN9o
呟きは誰へと向けているわけでもない。
聖良からの攻撃が届くか届かないかの距離感に、聖良の耳へは届いているだろうか?

メガガルーラは親子、触腕の猛打を懸命に受け捌いている。
だが反撃へと移る隙はまるでない。鹿角聖良、ウツロイド完全体の力は壮にして烈。
以下略



966:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:38:43.55 ID:ha7ZcpN9o
聖良『う、る、さい…!!!!』

『ガ、ルァ…!!?』


以下略



967:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:39:28.94 ID:ha7ZcpN9o
リングを介して共有される闘志、千歌の思いにメガガルーラが立っている。
千歌は再び手を伸ばす。その瞳に燃える意思は黄金の輝き。

子ガルーラが咆哮、鋭い打撃に聖良の触手を横へと流している。
親ガルーラも猛る。両腕を広げ、千歌が求めるままにもう三本の触手を横へ、道を押しひらく。
以下略



968:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:43:26.45 ID:ha7ZcpN9o
ウツロイドと聖良の一体化は既にほぼ完了している。
そんなところへの千歌の突入。腹の中へと異物が飛び込んできたような膨張感、未知の息苦しさを覚えている。

深層へと取り込まれていた意識が、強制的に表へと引き出され…
視界が自分のものへと戻って、目の前に揺れる、みかん色の短い前髪。
以下略



969:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:44:18.43 ID:ha7ZcpN9o
聖良(ウツロイドは寄生した宿主を易々とは逃がしません。二人で抜けようとすれば全力でそれを押し留めるでしょう。ですが、あなた一人ならまだ逃げられる)

千歌(ダメだよ!それじゃ意味ない!)

聖良(……いいんです。もがき永らえてきた、その命運が尽きたんです)
以下略



970:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:44:46.76 ID:ha7ZcpN9o
ルビィ「千歌ちゃん!」

千歌「だ、大丈夫…っ!」

聖良『さ、あ…逃げて!!』
以下略



971:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:45:21.02 ID:ha7ZcpN9o
ルビィ「理亞ちゃん…」

理亞「……ありがとう、でももう。行こう」

千歌「ううん、行かないよ。まだ諦めない。出られないなら…外側をひっぺがす!」
以下略



972:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:46:30.21 ID:ha7ZcpN9o
四天王の桜内梨子はもちろん、渡辺曜も同様に。
鞠莉はオハラフォースへ、二人の姿を見かけたら全力でサポートするようにと言い含めてあった。
使える戦力、勝利の可能性はフル活用。鞠莉が期した万全は二人をヘリの機上へと拾い上げた。
そして曜の指示にヘリを飛ばし、間一髪…千歌の危機へと間に合わせている!

以下略



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