過去ログ - 鷺沢文香「過去と回顧とこれからと」
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1: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:36:51.60 ID:1t1+je8o0

初投稿です


鷺沢文香「あなたの知らない物語」
ex14.vip2ch.com

↑世界線が同じ前作ですが、読まなくても平気です

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:40:03.53 ID:1t1+je8o0

長野県のとあるビジネスホテルの一室。

俺は酒の入ったグラスを、文香さんはソフトドリンクの入ったグラスを持って。俺たちはそれらを当て合って、グラスはカチリと音を鳴らした。

以下略



3: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:42:12.34 ID:1t1+je8o0

「一年か…。」

不意に口を言葉がついた。一年。12ヶ月。365日。人が何かをなそうとするには、十分で短い時間だ。

以下略



4: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:43:33.09 ID:1t1+je8o0

―――
――


以下略



5: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:44:15.58 ID:1t1+je8o0

しかし、最初の結果は失敗だった。だが、断られたワケではない。

「…」

以下略



6: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:48:09.32 ID:1t1+je8o0

しかし、俺はあきらめたくなかった。俺にとって彼女は、金鉱脈よりも価値があるのように感じたからだ。

ダメ元で何度かあのカフェに通ううちに、なんどか彼女を見にすることが出来た。

以下略



7: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:48:43.58 ID:1t1+je8o0

―――
――


以下略



8: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:49:18.15 ID:1t1+je8o0

「ですが、情けなさで言えば…初レッスンの…あのときの、私に比べると…」

「あー…あのときの」

以下略



9: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/23(日) 23:50:41.06 ID:1t1+je8o0
今回はここまでです、続きは文香さんのレッスンから。

前作も読んで感想くれると、嬉しくてもう気が狂う!


10:名無しNIPPER[sage]
2017/04/24(月) 00:25:58.94 ID:BhC3q+RuO
初投稿(哲学)


11:名無しNIPPER[sage]
2017/04/24(月) 15:46:39.13 ID:OO3I0VXxo
乙です


12: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:38:34.37 ID:Lsqy+rty0
再開します。

だから「たた初た投稿た」ですって(ヒント:たぬき)。


13: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:39:21.43 ID:Lsqy+rty0

―――
――


以下略



14: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:39:49.92 ID:Lsqy+rty0

鷺沢さんのレッスンが終わった後、事務所に戻って残った仕事をしていたときに。

「アレ?」

以下略



15: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:40:20.60 ID:Lsqy+rty0

レッスン場に続く廊下にて。

「あった!」

以下略



16: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:40:55.05 ID:Lsqy+rty0

すでに帰っているはずの彼女が、どうしてまだレッスン場にいるのだろうか。気になり俺は中を覗いた。

「…まだ、まだ……!」

以下略



17: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:41:27.09 ID:Lsqy+rty0

でも、流石に、

「はぁ、はぁ…」

以下略



18: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:41:58.23 ID:Lsqy+rty0

鷺沢さんを送り届ける途中も、その後も、事務所に戻ってからの仕事中も。あの光景が頭から離れることはなく、仕事もあまり進まなかった。ちひろさんにすこし諭された。

あの姿。俺が知らなかった鷺沢さんの一面。自分が知り得ない鷺沢さんの一面を見ることが出来て、俺は何故か嬉しく思った。と、同時に、自分を少し恥じた。

以下略



19: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:42:32.21 ID:Lsqy+rty0

そうとなれば早速行動をするべきだろう。

「オススメの、本…ですか?」

以下略



20: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:46:27.47 ID:Lsqy+rty0

それよりも、もっと大きな問題を抱えてしまった。

本について語る鷺沢さんは、楽しそうだった。レッスンに励む鷺沢さんの姿は、美しかった。たまにみせる鷺沢さんの笑顔を、たまらなくいとおしく感じた。

以下略



21: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2017/04/24(月) 22:47:47.82 ID:Lsqy+rty0

今日はここまでです。

ここに前作をまとめてあるんで、時間とお暇があれば見ていってください。
twpf.jp


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