258:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:29:58.91 ID:3Ent1u4Q0
「知り合いもなにも、小学校同じじゃない」
「そうそう、小三と小五で同じだったんだよね」
259:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:30:54.57 ID:3Ent1u4Q0
それから二人はどちらからともなく話を始めた。
俺が入る話じゃないなと思ってゴミ箱の前でホットスナックを食べたり飲み物を飲んだりしていると、
十分間くらいか、それくらい話をしたあとに佑希と連絡先を交換してから、「じゃあね」と秋風美柑はうちとは反対の方向へと歩いていった。
260:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:31:28.65 ID:3Ent1u4Q0
「ね、帰りは手つなごっか」
「なんで?」
261:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:32:16.73 ID:3Ent1u4Q0
なんだかな、と思う。
善くんは気落ちした様子を見せるほど落ち込んでいたのに、当の元彼女はさほど気にはしてなかったようで。
振る/振られるを経験したことがないからよくわからないけど、性別もあるだろうし。
262:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:32:43.66 ID:3Ent1u4Q0
寝る直前にスマホを開くと、奈雨から「明日の昼」とラインが来ていた。
それに「わかった」とだけ返信をしてすぐに寝ることにした。
263: ◆9Vso2A/y6Q[saga]
2017/10/06(金) 18:33:31.25 ID:3Ent1u4Q0
今回の投下は以上です。
264:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:20:44.34 ID:x7PMoiGY0
【微睡】
翌日の朝はかなり冷えこんでいた。
265:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:21:28.15 ID:x7PMoiGY0
彼女の部屋のドアをノックする。反応はない。
ドアを開ける。ベッドにいないと思ったら床に寝ていた。たぶん落ちたんだろう。
266:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:22:17.66 ID:x7PMoiGY0
「おに……いちゃん」
不意に、腕を掴まれた。
掴まれたことは特になにも感じない。
267:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:23:07.23 ID:x7PMoiGY0
「待って、あたしも起きる」
「あそう」
268:名無しNIPPER[saga]
2017/10/08(日) 01:23:54.12 ID:x7PMoiGY0
二人並んで一階に降りた。
昨日食べたお菓子やらが散乱していて、まずはそれを片付けた。
朝食ったってパンとスープだ。
1002Res/840.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。