過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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904:名無しNIPPER[sage]
2018/11/03(土) 15:57:44.41 ID:4zObBktX0
「μ'sの東條希にはウチも借りがあるやんなぁ……まあ、そのついでやん?
 メグミ……あの子、本当に信用できますん?」
「妹が兄に逆らうわけがないだろう? それに実際、よく言うことを聞いてくれている。
 絢瀬亜里沙だけではなく、僕に敵対した奴らの情報もよく仕入れてくれた。
 全てはこの、南條伊織の手のひらの上だと言うわけさ!」
以下略



905:名無しNIPPER
2018/11/03(土) 16:02:33.45 ID:4zObBktX0
亜里沙ルートのラスボスが登場しましたが、
もうすでに敗北フラグが立っていることを過剰に表現してしまった気がします。

これから絢瀬絵里視点の物語に移り、
亜里沙ルートのエンディングまでもうちょっとだけ続きます。
以下略



906:名無しNIPPER[sage]
2018/11/03(土) 21:28:30.61 ID:5KnNh7/RO
いかにもすぎてもうねw
ガチ恋拗らせるとこうなるのかぁ…


907:名無しNIPPER
2018/11/04(日) 15:13:49.83 ID:w17GQmTQ0
 自分自身の身体が、まるで誰かに操られているかのような。
 この世における存在ではない、超常的な力で揺り動かされてしまっているような。
 意志であるとか、脳であるとか、神経であるとか、
 あいにく、学のない私にはどのような理論で身体が動かされているのかは、
 まるでまったく見当もつかないのだけれど。
以下略



908:名無しNIPPER
2018/11/04(日) 15:14:30.06 ID:w17GQmTQ0
 自分の人生において一番役に立った自分の才能は、
 おそらく料理とか家事に関するものであると認識している。
 これに関しては最初から上手にできたわけではなくて、
 不出来な料理をおばあさまが褒めてくださったのが大きく影響していた。
 上手くやろうと思えば思うほど、ドツボにはまって才能を劣化させていくというのが、
以下略



909:名無しNIPPER
2018/11/04(日) 15:15:16.24 ID:w17GQmTQ0
 生徒会室でうたた寝をして夕日が沈んでいる景色を一人で見た時、
 夢の中にもっといたかったと思った記憶が複数回あるけれど。
 目を覚ませば、自分に都合の悪い現実が待っている気がして、
 怖いと言うべきか、不安というべきか。
 とにかくまあ、ネガティブな感情が揺り動かされる。
以下略



910:名無しNIPPER[sage]
2018/11/05(月) 04:41:35.04 ID:yB7GvtL/O
かえってこーーーい


911:名無しNIPPER
2018/11/05(月) 15:09:30.51 ID:GQesSRIl0
 自室から外に出た時に、不安が棘のようにチクチクと心を刺してきた。
 暖房が利いているのか、それともいないのか。
 先ほどまでは春の陽射しに包まれていたような心地よさであったのに、
 寒いわけでもなく、暑いわけでもなく、愉快不快の感情を抜きにした、
 温度を感じ取るという行為ができなくなっていることに驚いた。
以下略



912:名無しNIPPER
2018/11/05(月) 15:10:14.96 ID:GQesSRIl0
 天国に行くにしろ、地獄に落とされるにしろ、
 今までの生き方が理想的だったにせよ、俗物的だったにせよ、
 さすがに絢瀬絵里を虐め過ぎではあるまいかと嘆きたくなってしまう。
 ただ、この場で力尽きて崩折れてしまえば、本当にどうしようもない状況下に追い込まれてしまう。
 逃げ出したかった、誰かに助けを求めたかった、泣き出して叫びたくなった。
以下略



913:名無しNIPPER
2018/11/05(月) 15:11:04.86 ID:GQesSRIl0
 耳に届く辛辣な言葉。
 辛辣と言うか、言葉で人を殺せるのならば私は何回か死んでいるレベルの罵詈雑言。
 それが冷徹でキャリアウーマン時の妹であるならば、多少は平気な部分があれど、
 声色は明らかに、お姉ちゃんお姉ちゃんと慕っていてくれていた時期のあどけない妹の声。
 憎悪と呼ぶべき憤懣やるかたない衝動を湧き上がらせた彼女の言葉は、
以下略



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