げんきいっぱい5年3組 大人編 (オリジナル百合)
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1
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◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 20:42:24.82 ID:9xgtdKunO
みやちゃんとももちゃんがその後どうなったのかを
思いつくままに書いていくだけです
2
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 20:46:57.81 ID:9xgtdKunO
前スレ
げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
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以下略
AAS
3
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 21:08:35.89 ID:9xgtdKunO
最初に、同じ電車の車両に乗っていたことに気が付いたのは恐らく私の方だった。
中学生以来になるけれど、面影があったので、ああ、あの女だわ、と納得した。
少し眠たげな横顔。仕事帰りなのね。
アホ面が余計にアホ面だわ。
小学校と中学校と、あの女としか呼んだことがない。
以下略
AAS
4
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 21:20:50.54 ID:9xgtdKunO
降りる駅まで来たので、私は腰を上げた。改札を出て、暗がりの駐車場を縫うように歩く。
バイクのキーをポケットから取り出して差し込むと、気だるげな牛のような音が響いた。
駐車場の入り口までバイクを押しながら進んでいると、しゃがみ込んで頭を抱える女性がいた。
「……」
以下略
AAS
5
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 21:33:36.54 ID:9xgtdKunO
「あ、あなたこそ、酔ってますよね?!」
「酔ってないれす!」
彼女は携帯を取り出した。
以下略
AAS
6
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 21:45:59.92 ID:9xgtdKunO
何が起こったのか分からないであろう周りの人間が、
ちらちらと見ながら脇を通り過ぎていく。
私は溜息を吐いた。
バイクを止める。
以下略
AAS
7
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 21:57:20.90 ID:9xgtdKunO
幽霊でも見たように、口を戦慄かせた。
「か、上林さん」
酔いも一気に醒めたのか、滑舌の良くなった彼女は、後ろに後ずさった。
以下略
AAS
8
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:10:15.98 ID:9xgtdKunO
「どうやって、帰るの?」
「タクシーで帰るから……」
「ふうん……」
以下略
AAS
9
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:22:58.44 ID:9xgtdKunO
人が親切で言ってあげているのに、こんな風に邪険にされると――逆に燃える。
思い出してきた。
中学に上がってから、彼女のこの反応を楽しんでいた自分を。
彼女が私に怯えるようになったのはいつからだったかしら。
以下略
AAS
10
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:34:43.84 ID:9xgtdKunO
「……う」
彼女は小さく呻く。
「今日だけでいいから」
以下略
AAS
11
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:44:07.09 ID:9xgtdKunO
そうやって彼女をいじって、機嫌を損ねながら歩いたかいもあって、
私の部屋に足を踏み入れる頃には警戒心の塊と化していた。
「あなた、なにそんなにびくついてるの」
以下略
AAS
12
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:52:49.08 ID:9xgtdKunO
仕方なく、お茶は私が飲んだ。
「……なによ、なんなのよ。私のこと玩具にして楽しい?」
「楽しいからするんじゃない」
以下略
AAS
13
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 22:58:52.01 ID:9xgtdKunO
聞かれたくなさそうね。だから、聞きたくなるんだけれど。
だんまりの彼女を一瞥して、私は腰を上げる。
冷蔵庫にあった、度数の高いワインとグラスを二つ机の上に置いた。
「……ね、私の携帯見たわよね」
以下略
AAS
14
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/11(土) 23:04:11.54 ID:9xgtdKunO
ここまで
また明日
15
:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]
2016/06/11(土) 23:14:47.17 ID:sfPMIF36O
ええぞ
16
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 09:41:21.37 ID:loO7tsg4O
一口飲んでは、彼女へ嫌味を注ぐ。
「携帯を投げられた時もあったわよね」
「だから、悪かったって……」
以下略
AAS
17
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 10:01:58.25 ID:loO7tsg4O
「飲んだら忘れるんじゃないの?」
彼女が言った。
「そうね」
以下略
AAS
18
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 10:12:30.70 ID:loO7tsg4O
白いうなじに指を当てる。
うぶげをはらうように。
「ひぁ……」
以下略
AAS
19
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 10:22:41.57 ID:loO7tsg4O
右胸をわし掴んだ。
「ばかッ! やめて!」
「柔らかい」
以下略
AAS
20
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 10:59:55.92 ID:loO7tsg4O
ちょっとここまで
21
:
◆/BueNLs5lw
[saga]
2016/06/12(日) 15:31:34.47 ID:tj9rC8/EO
あまりに必死に言うものだから、
つい優しくしてしまいたくなった。
まあ、そんな時もあるの。
「言わないわ」
以下略
AAS
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